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Aside。
ゆっくり家に帰っていた途中。
空を見上げた。そこにはオリオン座があった。
A「さすがにもう覚えたよ。」
昔は死んだら星になると思ってたけど、実際そうだったらこの空一面に星が敷き詰められるんだろうなぁ。
その中の1つになれるのかな。
A「挨拶もできた。何も思い残したことはない。」
私は戦う。黒ずくめの人達と真正面から戦うよ。
新一がどうなったかはわからないけど、少しでも近づけるのなら。
家に帰るなり冷蔵庫を開けた。
A「あぁー、この前買った卵……。」
まだ8個も残ってる。
勿体ないなぁと思うけど、そんな一日に何個も食べられないし。
A「でも勿体ない……。」
仕方なくパンを出してきて、卵と牛乳と砂糖を入れるとパンを漬けた。
漬かるまで待つ間、卵焼きを食べて調べ物をする。
A「あの香水はきっと数量限定とかのレアアイテム。絶対忘れない」
黒ずくめなんだからきっと夜の方が会える可能性はある。
A「あの女の人は私のことを知ってたようだった。あのカフェで会った日には既に知ってたはず。
それなら、私が行動すれば自分から出てくる。」
その可能性にかけよう。
漬けて置いたパンを焼くと蜂蜜をかけて食べる。
A「足りないなぁ。もう一枚食べようかなぁ。」
フレンチトーストなんかデザートだけど、今日の夜ご飯はこれ。
いつちゃんと食べれるか分からないんだから。
今日くらい好きな物食べてもいいでしょう?
。
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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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