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Aside。
A「ん?どうしたの?」
しゃがんだままコナンくんを見ると、たまに見る苦しそうな表情をしてた。
コナン「どこに行くつもりなの?」
A「え?」
なに?気づいちゃったの?
A「家に帰るだけだけど。」
コナン「本当に?」
A「うん。」
その顔は信じてないね。
A「次会った時は一緒にお風呂入ろっか!」
コナン「え、」
A「なに?嫌なの?」
コナン「……少し。」
A「なんでよぉ。」
コナン「僕一人で入れるし……」
A「ちぇー。」
小学一年生なのにそういう所気にするのかぁ。
蘭「ご飯よ!」
コナン「はーい。おっちゃん呼んでくるね。」
A「うん。いってらっしゃい。」
コナンくんはスマホをポケットに入れると、出ていく。
そんなコナンくんを見ながら私は蘭の近くに移動した。
A「蘭ってさ、本当は新一のこと好きだったでしょ?」
蘭「え!?ちょっとやめてよ!」
ビックリしたらしくお玉を落とした蘭。
そのお玉を拾うと洗って返す。
A「私気づいてたんだよね。」
蘭「……いつから気づいてたの?」
A「中3。」
蘭「最初からじゃない……。」
A「へへ。分かりやすいんだもん。蘭ってば」
蘭は頬を赤らめてお味噌汁をつぎ始めた。
A「なんで隠してたの?」
蘭「私はAと新一の方がお似合いだと思ったから」
A「本当は新一と付き合いたかったんじゃないの?」
蘭「そりゃ、そう思ったこともあったけど」
つぎ終わったお味噌汁を私は机に運んだ。
蘭「Aと新一は大事な友達だから。」
A「身を引いたんだ。」
そう言うと蘭は視線を下げる。
。
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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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