17 ページ17
Aside。
エレベーターの扉が開いた瞬間私の手を取ると歩き始めた。
「ただのウェイターですよ。」
帰ってきた返事は相当時間が経っている。
時差か……時差なのか？
A「何故、ここに。」
「エレベーターのような狭い空間でその質問は良した方がいい」
A「へ？」
急に口調変わってない？と彼を見たら、目の前が真っ白になった。
なに、何が起こってるの。
目を閉じた私は、音が止んでから目を開く。
「初めましてお嬢さん。」
そこに居たのは、コナンくんが追いかけたはずの怪盗キッドだった。
A「……怪盗……キッド」
キッド「私のことをご存じですか。」
A「そりゃあ……コナンくんが」
キッド「ほう……名探偵の。」
キッドは白いマントを靡かせる。
その姿がとても……
A「綺麗。」
闇夜に浮かぶ白いマント……とはこの事か。
A「思ってたよりお若いのね」
キッド「あ？……あぁ、そうですか？」
A「60くらいのおじさんだとてっきり。その様子だとキスも知らないようなお子様に見える。」
ふふふと笑うとキッドは私を見て笑った。
キッド「どうです？屋上からの夜景は」
A「とても綺麗。あなたはよく見てるんでしょう？この景色を……それで」
背中を指差す。
キッド「よくご存知で」
知ってるよ。園子がキャッキャと話してたもの。
。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 485人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍梨 - すっごく面白いです！この作品に引き込まれるように読んでしまいました！続き頑張ってください、応援しています！ (2021年8月22日 15時) (
レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
