第五話 お着替え ページ5
いったん衣装を各自着ることになって、私は白雪の着物を着付けて貰った。
漫画やアニメで見るまんまの色やデザインで、着ることによってより白雪を演じることを自覚する。
着物を着る機会なんて普段あまりないから、帯で締め付けられるお腹が少し苦しい。
｢わあ、A綺麗〜！｣
髪をオレンジ色に染めて、鮮やかな紅色のチャイナ服を着ている環奈は本当に神楽が3次元に飛び出してきたようで、違和感がまるでない。
流石は千年に一度の美少女だなぁ。
私も環奈くらい可愛かったら悩み事も減るのかな。
満面の笑みを浮かべている環奈が時々すごく羨ましくなる。
けれども、どれだけ羨んでも彼女になることは叶わないから、自分を輝かせるためには努力あるのみ。
どれだけ変われるかは本人次第なんだから。
｢環奈も凄く可愛い！神楽そっくりだもん｣
｢へへっ。髪の毛が心配だけどね〜｣
｢確かに、その色は痛みそう……｣
｢ね！男性陣が待ってるみたいだから行こっか！｣
スタジオに向かうとそこには私同様衣装に着替えて髪をセットしてる男性陣がいた。
ここでも違和感が全く仕事をしていない。
皆さんがイケメンなのも相まって誰を見ても完璧に銀魂のキャラを忠実に再現していた。
｢お待たせしました！｣
私の手を引いて環奈が彼等のところに進むと、一斉に視線が集まる。
｢お、2人とも来たな｣
｢神楽と白雪まんまやな！｣
着替える前に少し話したことで小栗さんや菅田さんがすぐに話しかけてくれる。
先程はいなかった柳楽さんや中村さんもいて、万事屋と真選組が勢揃いだ。
｢完璧に白雪のまんまだね。違和感ない｣
沖田に変身した吉沢さんはいつもに増してかっこいい気がする。
沖田の格好してこんなに違和感ない人は他にいないんじゃないのかな。
｢吉沢さんも全く違和感ないですよ。沖田がそのまま飛び出して来たみたいです｣
｢本当にイケメンだよなぁ、こいつ｣
小栗さんが吉沢さんを見て感嘆している。
傍から見たら銀ちゃんが沖田を褒めているようで、面白いワンシーンだ。
｢さっきからそればっかですね｣
吉沢さんは満更でもないように笑ってる。
吉沢さんは容姿を褒められて謙遜は全くしない人だけど、少し返答に困る、と前言ってたっけ。
それでも大先輩に言われたら嬉しいのは当たり前だよね、と少し微笑ましい。
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スイ(プロフ) - 茉綾さん» ご指摘ありがとうございます！私も見直したら行間隔あけた方が読みやすかったので、これからは開けていこうと思います。思うところがあれば、これからもコメントして貰えると助かります。更新頑張ります！ (2019年9月2日 7時) (
レス) id: da575b137c (このIDを非表示/違反報告)
茉綾 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年8月28日 12時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茉綾 - まだ早いですがこんにちは(*^^*) いきなりすみません...。 物語読んでいて思ったのですが...。 台詞の行間隔あけてはどうでしょうか？ ちゃんと行間隔があいている所は読みやすい のですが...。 そうじゃない所は読みにくくて...。 いきなりでなんかすみません...。 (2019年8月28日 11時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ | 作成日時：2019年8月7日 23時
