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暗殺46 ページ46
口を開こうと決心した。
が、呆気なく阻止された。
「Aっ!!なんで泣いてんの?何かあった?!」
カルマくんだ。
何で、愛美ちゃんと一緒のはずなのに…
そう言いかけた。
「僕が通りかかったときからだったから…あとはカルマくんに任せてもいい?」
「分かった、ありがとう渚くん」
渚くんはそのまま職員室へと向かって行った。
「俺に話せる?」
ふと目線を合わせて聞いてくれる。
ダメだって、そんなに優しくされたら私は……
それならもう言ってしまおうか。
想いを伝えて、たとえ結果が見えても。
言えず仕舞いより、言った方がきっと楽になれる。
自分の中で信じて、私はまだ止まらない涙を抑えきれず
告げる。
「カルマくんのことが、好きです……」
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作者名:彗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時:2015年3月15日 2時