スノ担、マネになる。 (ページ33)

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♯33 ページ33

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『雪襠side』

東京公演最終日の終演後。

ここまで、大きなミスも怪我もなく

滝沢歌舞伎の東京公演は無事全公演を終了した。

舞台はバラされて、出演者のみんなは

帰り支度をしたり、メイクを落としたり

スタッフさんと話したり、ダメ出しを受けたりしていた

わたしは控室にこもって

御園座公演のスケジュールと

YouTube撮影やそのほかの公演などのスケジュールの

最終確認をしていた

雪襠「公演始まっちゃうとかなりキツキツかなぁ、、

　出来るだけお休み取らないと、、」

独り言をぶつぶつ言いながら

タブレットと睨めっこしていると

大橋「雪襠さんいるー？」

ドアの外から声が聞こえる

雪襠「はーい！どうぞ！」

ドアが開くと、そこには大橋くんと向井くん

その後ろには関西ジャニーズJr.のみんな

向井「雪襠さん、お疲れ様です！」

雪襠「お疲れ様です、どうしたの？？」

向井「東京公演は今日で終わりやし、

　しばらく会えんくなるから挨拶しに来た！」

雪襠「しばらくって、1週間くらいだよね？」

向井「それでも寂しいやん！！

　ずっと会ってたのが会えなくなんねんで！

　 SnowManの兄さん達はずっと一緒やからええけど

　俺たち寂しいねん！」

大橋「そうやで！」

雪襠「そっかw ごめんごめんw」

いつものようにみんなとわちゃわちゃ話していると

ドアの向こうから声が聞こえてくる

雪襠「ん？だれだろ、」

ドアから覗くと

岩本「いや、後ででいいって、

　なんかみんないるじゃん」

深澤「そんなこと言って

　絶対行かないでしょ！」

岩本「行くって！」

岩本さんと深澤さんが夫婦喧嘩のように揉めていた

雪襠「どうしてんですか？」

声をかけると驚いたようで

岩本「い、いや、。」

深澤「照から話があるって！はい！」

岩本「押すなよっ、、

　

　えっと、、稽古の最初らへん、、

　怒鳴って、、ごめん、。」

雪襠「え、、」

岩本「そんだけだから。」

そういうと、くるっと体の向きを変えて

廊下の向こうへ足速に歩いて行った

深澤「もーー、もっと言うことあるのにー」

雪襠「深澤さん、、？」

深澤「ごめんねー、びっくりしたよね」

雪襠「びっくりしましたw

　でも、、嬉しかったです、。」

深澤「でしょ？！

　本当は照って可愛いところあるんだよ。」

雪襠「知ってます、」

深澤「え？」

雪襠「え？(やらかした)」