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14.青春の一頁 ページ14
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「お疲れ、宮下。道宮。これから坂ノ下商店でアイス買うけどお前らも行くか？」
部活後に澤村が誘ってくれる。
「えっと………私、用事あるから、結行ってきなよ」
近々、結は澤村にちゃんと告白するって言っていた。
うまくいくかどうかはわからない。
でも、後悔だけはしないようにしてほしい。
一人で帰り道を歩いていると、彼女と仲良さそうに歩いている菅原を見かけた。
私は足を止めて二人を遠くから見つめていた。
………彼女と別れて私と付き合って。
そう言う事は出来たのかもしれないし
菅原ももしかしたらそう言って欲しかったのかもしれない。
けれど、わたしはそんな菅原を見たくなかった。
きっと、これでよかったんだと。
そう思える日が来ると思う。
----- fin -----
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作者名：茜
| 作成日時：2019年3月22日 11時
