【歌い手】君と僕の18の約束【まふまふ】

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いや、まだ何も言ってないじゃん。なんて言っているが今十分とんでもない相談を持ち込まれたと思っていたよ僕は。


「実は、その子も『A』っていう名前で、なんて呼ぼうか迷ってるんだよね」
「あーあ、早く帰ってゲームしたいなーー」
「おい。話聞け」


だって。なんだその相談内容。話うっす。え、もしかして自慢されてる？？わざわざ自慢される為にこんな普段行かないようなシャレオツな店に呼ばされたの？？あー、帰ってゲームしたい。


というか、これそらるさんの妄想の話とかじゃないよね？現実？ノンフィクション？？なんで同じようなことやってるのにそらるさんがモテて僕はモテないんだ。納得いかない。


「普通に苗字でいいんじゃないですかーー？」
「それだと他人行儀じゃない？」
「いや、他人ですよねぇ？？」


なんだ。喧嘩でも売ってんのか。100負ける喧嘩買うぞ、おらぁ！


「一ヶ月も一緒に居たら他人じゃないだろ」
「う、まあ、そうですけどーー」
「それと、その子まふまふに合わせようと思ってて」
「え！！！？いつですか！？今ですか！！！？」
「急にがっつくな…」

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