スガさんの妹は愛される。2

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長かった合宿も今日が最終日。

夜「梟谷相手にはなかなか勝ち越せねーなぁ！」

『夜久さん！今までの戦績まとめてみました！』

海「さすがAちゃん」

『優生と一緒にやったんです！ねー！』

芝「うん！」




谷「やった！やったー！」

ちょうどタイムアウトの時に隣のコートが騒がしくなった。

様子を見た感じ、新しい速攻ができたのかな？

…見たかった！！！





マネージャーは早めに上がってBBQの準備をする。

片付けが終わったらしい人たちがどんどん出てくる。

お肉が食べられるからか、みんなテンション高いなぁ。


猫「空腹にこそウマいものは微笑む」

「存分に筋肉を修復しなさい」

「「「いただきますっ！！」」」


3年生のマネさんたちは一緒に食べるっぽいからお兄ちゃんの元へ向かう。

澤「月島もっと食べなさいよー」

黒「おらー野菜も食えよー」

木「肉だろ！肉を食え！」


菅「親戚のおっさんか」

夜「そしてウザがる現代っ子」

海「気づいて面白がってるな」

『ツッキー全然食べないのになんであんなに大きいんだ…』

夜「…なぁ」

菅「『？』」

夜「もう1人の一年マネ挙動不審だけど大丈夫？」

絶対大丈夫じゃない…！

今真っ黒なお肉食べたよ仁花…




最後だから色んな人と話して、あっという間に帰る時間。

『黒尾さん！今回もありがとうございました！』

黒「こっちこそありがとね〜」

『あ、赤葦さーん！』

赤「また会おうね」

『もちろんです！』

優しく頭をポンポンされた。かっこよ。

木「A！」

『木兎さ、え！？』

振り返った瞬間抱きしめられた。

『木兎さん…？嫌じゃなかったんですか！？』

木「全然嫌じゃない、悲しい気持ちにさせてごめんな！」

『い、いえ！』

木「また会えんの楽しみにしてるから！じゃあな！」

『？？？』

嵐のようだ…

よくわからなかったけど嫌いにはなられてなかったんだよね…？



(逃げた木兎は顔だけではなく全身真っ赤であったとか…)

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