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帰ろうとしたジュアの腕を私はしっかり掴んで離しません、離すもんですか
ジ「Aさん...？」
「急用って本当？」
ジ「ほ、本当です！」
「今日は私と出かけるから、絶対に他の用事は入れないって言ってたよね？」
ごめんねジュア、本当はこんな圧かけたくないんだけど
この小説のストーリーを守る為だから！圧かけるよ！
ジ「そ、それは...」
リ「...あのー、そろそろ移動の時間です」
末「行かん」
リ「行かん？！」
「絶対に行ってください？！」
末「嫌や、すぐ俺を避けようとすんねんから」
「今日に関してはあなたのスケジュール上の問題ですよね？！」
リ「会議を欠席するわけには...」
末「もー分かったって。行くけど、あとで迎えに来るから」
はい？私を迎えに？なぜに？
末「ご飯食べ行こ」
「え？お仕事は？」
末「あるけど、食事の時間だけでも一緒におりたいねん」
きゃあ！ってジュアが小さく呟いて、口元を両手で覆って驚いてる
可愛い反応だなぁ
...じゃなくて
「お忙しいのに、私がお邪魔するわけにいきません」
末「必要やから言ってんねん」
「そうは言いましても...」
末「一緒に食事するくらいええやろ？リチャ」
リ「もちろんです」
もちろんダメって言ってよ！協力しないでください！
末「またどこにおるか連絡してな？」
「...はい、分かりました......」
末「ありがと。じゃ、また後でな」
「お気をつけて...」
はいって、言うしか、ないじゃない...
「うぅ...まさやぁ...もうやだ私泣く」
佐「可哀想に」
「棒読みだし、てか助け舟出してよ」
佐「僕に末澤さんを真正面から敵に回せと？」
「そうよ」
佐「...あのですね、護衛の身でそんなことしたら三途の川渡ることになります」
「やだー！」
佐「やだー！じゃないんすわ」
ジュアが何も喋らないな、と視線をやると
ぽかんと口を開けてこちらを見ていた
「ジュア？どうしたの？」
ジ「...いつも思うのですが、Aさんって使用人と本当に仲がよろしいですよね」
「そう？」
ジ「はい、とても由緒あるお家のご令嬢とは思えない腰の低さです」
「だって〜晶哉、褒められちゃった！」
佐「調子乗ってると末澤さんに全部チクりますよ」
「やだー！」
佐「やから、やだー！じゃないんすわ」
もう食事することは決まっちゃったんだし
本来の目的であるジュアの魅力探しに徹しますかぁ...
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軟骨(プロフ) - ちぇるしーさん» コメントのセンスが良すぎて思わずふふっと笑っちゃいました。このお話の肝は晶哉だったりしますね。いってらっしゃいませ！ (10月4日 0時) (
レス) id: 720d6cffa8 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇるしー(プロフ) - お話の途中で晶哉がおもろすぎてコメントしてしまいました。今、彼はティーポットを割った所です。最高に面白いです、では続きに行って参ります。 (10月3日 11時) (レス) @page30 id: 54f901c7b7 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨(プロフ) - ちいさん» コメントして頂きありがとうございます！続きの更新も頑張りますね！ (2022年7月25日 2時) (レス) id: 720d6cffa8 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 更新嬉しいです！続きもめっちゃ気になります！！ (2022年7月18日 3時) (レス) @page38 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨(プロフ) - ぽこぴーさん» コメントして頂きありがとうございます！嬉しすぎて泣いてます(;_;)本当にありがとうございます！！ (2022年7月18日 2時) (レス) id: 720d6cffa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軟骨 | 作成日時：2021年12月14日 6時
