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向井「はい、終わり」
「わ〜！ありがとう！」
髪の毛が短いからあっという間に終わってしまった
もう少し長ければなって少し悔やむ
向井「軽くご飯も作ったから食べようや」
「え！？康ちゃんの手料理！？食べたい！！」
向井「そんな期待するもんちゃうけど…」
「全然！！！ありがとう！！」
康ちゃんが作ったってだけで、私にとったらミシェラン以上だよ。
はいっ、てテーブルの前に置かれた料理をみてこれまた感動。
だって私のも作ってくれたんだよ？もう死ぬのかな？
記念に1枚パシャリ。
やば、これは一生の宝にしよう。
向井「ほら、食べんで？」
「うん！いただきまーす！」
ドキドキしながらも、康ちゃんの手料理をぱくり。
「！？！！めっちゃ美味しい！！」
向井「ほんま？良かった〜」
私の反応をみて安心したようにふにゃりと笑った。
「てかさ、ごめんね？せっかくの休みに……」
向井「だから気にしてないって。元々予定もなかったし。」
「ん〜……」
向井「むしろAと一緒にいれて楽しいで？」
「っ！？……何それ」
そんなの私だって、いや、私の方が。
本当になんでこんなにも優しいんだろうか。
「本当に康ちゃんは優しいね」
向井「そんなことないって、それに本心やから」
「ううん、優しい。あとさ、部屋の中に全く女の気配が無くてめっちゃ安心してます」
向井「それ言う？(笑)なんか寂しいやん(笑)」
「寂しくない！私は嬉しかった！」
彼女もだし、そういう女の気配が全くないから。
ずっと本人には聞けなくて、だからホッとした。
向井「俺そんな軽いヤツじゃないで？ホイホイ女の子家に上げたりせんから。」
「ん？私はいいの？」
向井「そりゃ…、Aは特別やろ」
「っ、……」
やっぱり今日の康ちゃんはいつもと少し違う
いつもより、どこか甘い
その後、流石に迷惑だし帰ろうかなってしたけどもう少しゆっくりしてけば？って言葉に甘えることにした。
2人で一緒にゲームをしたり、康ちゃんオススメの映画をみたりして。
好きになってからこんなにもずっといるのは初めてだったけど、とにかく楽しいし幸せで、
康ちゃんへの好きが更に増した1日だった。
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作者名：chi
| 作成日時：2021年4月25日 16時
