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ハッキング25 ページ26

降谷side

『私が、撃ち抜く。』

そう呟いた彼女の横顔に思わず見惚れ、車にぶつかりそうになる。

降「おっと・・・。」

『・・・降谷さん、暫く安全運転お願い。車を撃つから、絶対に揺らさないで。5秒、頂戴。』

普段とは打って変わって真面目な顔で話すAは、もうただの高校生ではない。プロのスナイパーだ。

降「任せろ、最高の状況を作ってやる!」

車が直線上に見えて、Aがライフルを構える。

降「・・・いくぞ。」

『了解。カウント、スタート。』

俺がカウントを始めると共に、隣で深呼吸する音が聞こえる。もうその瞳には、標的しか写っていない。

降「・・・ゼロ。」

パァァァァァン!!!

銃声が響き、目の前のターゲットがバランスを崩す。

『・・・どうやら、赤井さんと同時に撃ったみたいね。前輪もやられてる。』

その瞬間、ターゲットの車がトラックに衝突し、下の川に落ちていく。

『あ。』

降「え。」

バシャーン!!

『・・・え、っと、ゴメンね・・・?』

降「・・・いや、全て赤井の責任だ。Aが謝る必要はないさ。」

そう言い、赤井の近くに車を止め、状況を詳しく見る。

降「・・・赤井ぃぃぃ・・・!!」

憎しみを込めて奴の名を呼んだ時に、タイミング悪く仲間の車が来る。

『降谷さん。』

Aに名前を呼ばれ、暗に早くしろと言われていることを悟る。

降「・・・ちっ!」

相変わらずいけ好かない顔を尻目に、仲間の元へと向かう。嫌いな奴に会って頭に血が昇っていたからか、気付かなかった。
―Aが、付いて来ていない事に―

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てふてふ(プロフ) - わー、すみません。ありがとうございます! (2019年7月18日 20時) (レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 超記憶能力ではなく、瞬間記憶能力ですよー (2019年7月18日 16時) (レス) id: 805b324c62 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、訂正ありがとうございます(*^-^*)この作品大好きなのでこれからも楽しみにしてますね(*^_^*) (2019年5月29日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ(プロフ) - まじですか!すいません、そのとこだけ書き直させて頂きます!すいません! (2019年5月27日 19時) (レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 蘭達が通ってるのは帝丹高校で間違いないんですけど、蘭達は17歳なので3年生ではなく2年生ですよ(´∀`) (2019年5月27日 13時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てふてふ | 作成日時:2019年3月28日 21時

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