雪男+紅一点でシェアハウスしてます。ぱーと1 (ページ16)

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渡辺翔太気管支炎ページ16

4.渡辺さいど

気管支炎になって数日。ずっと続いていた高熱がやっと下がってきた。早く元気になってみんなと仕事したい…！

向井「しょっぴーおはよ。具合どう？」

渡辺「まだちょっと体おもいけど、全然らく…」

向井「…うん、熱も下がってきてるかな。ちょっと測ってみようか」

体温計を脇に挟む。ひどいときは自分で支えることもできなかったから、回復はしてるんだと思う。しばらくして鳴った体温計。康二と二人で覗くと、37.2℃の文字。うん、ちゃんと下がってる。

向井「お、微熱まで下がったやん。Aがおかゆ作ってくれたみたいやけど、食べれそう？」

渡辺「食べたいっ！」

はいはいって頭を撫でてくれる康二。少しすると、はるがお粥を持って部屋に入ってきた。

有栖「はい、お待たせ。食べられるだけでいいからね」

食べれるだけでいいって言われたけど、正直今の俺には足りないくらいで。もっと欲しかったんだけど、無理してもしんどいだけだからって取り上げられた。無理はしてないんだけどまあいいや。眠くなってきたし寝ちゃおう…。

結構な時間寝ていたらしい。目が覚めると辺りは随分と暗くなっていた。

向井「おはよう。顔色ようなったな」

渡辺「多分熱も下がってる…！」

じゃあ測ってみようかって熱を測ると36.3℃とあった。ずっと看病してくれたみんなに感謝だな。

fin.