二回目の寝坊 ページ20
『ねぇ〜！もう信じらんない！；』
和也「お前がアラームが鳴る前に一度起きてたんならそれから二度寝しなきゃよかったんですよ；」
『アラームで起きて二度寝したのは和でしょ！；』
アラームが鳴って、和は起きたのだが、二度寝してしまったらしい。
昨日の私と同じミスである。
アラームが鳴る前に起きて二度寝してしまった数十分前の自分を責めたい。
和也「ほら早く。先に行きますよ」
『ちょっと待ってよ！；』
彼は玄関で腕時計を見ながら立っている。
私は急いで靴を履く。
『だいたい和は男なんだから準備が早いのは当たり前じゃん』
和也「待っててやったのにその言い草はなんですか」
私たちは早足で駅へと向かう。
ちょうど電車が来ていて、乗り込んだ。
これならギリギリ間に合う。
『なんで私、2日連続で遅刻しかけてんだろう；』
和也「ウケるね(笑)」
『ウケるな』
はぁ…とため息をつきながら吊り革を掴む。
和也「でもさ、昨夜は怖い夢は見てないでしょ？」
『うん、そういえば、そうだね』
…確かに、彼のおかげか、ただ疲れていて深く眠っただけなのかわからないけれどあの夢は見なかった。
和也「よかったじゃん(笑)」
となりに立って、私に笑顔を向ける彼。
チクリ、と心に何かが刺さる。
和也「これからも一緒に寝る？」
『丁重にお断りします』
和也「なんでよー」
私はまた気づかないふりをして、電車を降りた。
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檸檬 - お気持ちの回復本当に良かったですT^T 小説の続きを書いていただき本当に嬉しい限りです！ これからも頑張ってくださいね！ずっと応援し続けています♪ (2019年11月30日 20時) (
レス) id: 93e7b62bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます(；；)本調子とはいきませんが回復しました！ (2019年11月27日 16時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 複雑な気持ちの中、わざわざお返事ありがとうございます。私は、いつまでも待ち続けていますので、気持ちが落ち着くまで、ゆっくり休んでくださいね。 こちらこそ、これからも仲良くしてくださいね。 お気持ちの回復、願っております…。 (2019年11月17日 19時) (レス) id: 93e7b62bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - sakuninoさん» ありがとうございます。なるべく早く戻ってきますね。 (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - のりこさん» ありがとうございます。のりこさんのお言葉、とても嬉しいです。前向きに書けるようになったときはまたよろしくお願い致します。 (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayane
| 作成日時：2019年10月19日 9時
