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潤「俺たちを恨んでるのか?」


侑李「そんな気は起こりません。ましてや200年も前の話ですからね(笑)」


弓矢をパッと消す。


侑李「今はこうして僕は結界師に協力してるよ(笑)」


────────僕は嘘をついた。


本当は結界師を恨んでいる。


なんであんな奴らに先祖たちは負けたんだろうか。


妖狐と一緒に生活してる奴らなんて頭がおかしいとしか思えない。


何か企んでるんじゃないかと疑うほどだ。


戦争には負けただけで奴らの下っ端になるなんて屈辱だ。


僕は奴らより強くなって、いつか結界師が陰陽師の上に立つ。














数日後、大学の周辺の森に見廻りに向かう。


侑李「…人の気配がする」


誰かがいる。


侑李「!」


僕は背後に何かの気配を感じて光の矢を放った。


ヒュッ


カッ!


矢はそれを貫き、木の幹に刺さった。


侑李「式神…?」


これは結界師の…


涼介「久しぶりだね。知念」


侑李「その声は…!」


暗闇から現れたのは、涼介だった。


侑李「…なぜここに?」


涼介「知念だってそうさ。なぜいるの?」


侑李「僕は…Aちゃんたちに頼まれて…」


涼介「彼女たちに?一体なぜ?」


侑李「涼介が一番わかってるんじゃないの?餓者髑髏の件だよ」


涼介「その言い方だと…俺を疑ってる?」


侑李「そうなるね」


涼介「フッ、アッハッハ(笑)」


彼は笑う。


ザァー…


雨が降ってきた。


侑李「今からでも間に合う。悪いことから手を引いてくれないか」


涼介「滅却師ごときが俺に指図するな」


侑李「…っ」

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設定タグ: , Hey!Say!JUMP , ファンタジー   
作品ジャンル:恋愛
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ayane(プロフ) - まっきぃさん» 初めてのコメントありがとうございます!最後まで読んでいただいて感謝です(;;)次回作もよろしくお願いします! (2019年8月21日 20時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
まっきぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます!コメントは初めてかな。妖狐の二宮さんにどハマりしてしまい、ずっと読んでました(^O^)結末は悲しかったけど、主人公がずっと笑顔で入れて良かったと思ってます。次回作も読みますね!! (2019年8月21日 20時) (レス) id: cc514bee80 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - 香織さん» 頑張ります! (2019年8月14日 20時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - 更新頑張ってください (2019年8月14日 8時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - ↓出血多量も含まれます (2019年8月13日 21時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayane | 作成日時:2019年8月9日 20時

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