救出 ページ13
私は山田さんの屋敷の一室にいた。
ガシャァァァン！！
突然、天井が崩れた。
『何事！？』
スッ…
誰かが私を包み込み、言う。
和也「シーッ、迎えに来ましたよ。囚われのお姫様(笑)」
『和也さっ…』
和也「逃げますよ」
彼は私を抱えて瞬間移動した。
・
・
・
・
屋敷の外に出て、下ろされる。
屋敷内では山田さんの部下が混乱している声が聞こえた。
和也「とにかく、ここから離れ──────────」
ピシッ
彼が結界に囲まれた。
涼介「これはあなたの仕業ですか？ "妖狐"」
『山田さん…！』
背後に山田さんが立っていた。
涼介「本当だったんだね、妖狐と恋仲になっているって噂。まさか生きてたとは」
『…っ』
涼介「よりによって妖と恋に落ちるなんて馬鹿な女だ」
そう言って睨まれ、私は体が震えて動けなかった。
和也「逃げろ」
彼は私をまっすぐ見て言った。
涼介「死んだはずの妖狐を仕留めたら、裏会で俺の株も上がるかな(笑)」
『やめ…て…』
私は首を振る。
涼介「へぇ、君でもそんな顔するんだ。もっと見せてよ(笑)」
和也「早く！」
『嫌っ…』
雅紀「Aちゃん！」
相葉さんたちが駆けつける。
涼介「皆さんもいたんですか。これは裏会に対する裏切りですか？」
潤「そっちこそ、こんなことが許されてんのか？これじゃ軟禁だぞ」
涼介「軟禁だなんてそんな(笑)」
雅紀「山田くん、その人を見逃してあげてくれないかな…？」
涼介「ははっ(笑)」
彼は笑い出した。
ーーーーー
評価お願いします！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 387人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ayane(プロフ) - まっきぃさん» 初めてのコメントありがとうございます！最後まで読んでいただいて感謝です(；；)次回作もよろしくお願いします！ (2019年8月21日 20時) (
レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
まっきぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます！コメントは初めてかな。妖狐の二宮さんにどハマりしてしまい、ずっと読んでました(^O^)結末は悲しかったけど、主人公がずっと笑顔で入れて良かったと思ってます。次回作も読みますね！！ (2019年8月21日 20時) (レス) id: cc514bee80 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - 香織さん» 頑張ります！ (2019年8月14日 20時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - 更新頑張ってください (2019年8月14日 8時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - ↓出血多量も含まれます (2019年8月13日 21時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayane
| 作成日時：2019年8月9日 20時
