笑顔のため ページ31
その日の夜中、櫻井さんはリビングで1人、仕事の電話をしていた。
翔「はい、はい。じゃあそれで。また朝の会議で。お疲れ様」
スマホを置き、テーブルの上のたくさんの書類を片付け始める櫻井さんが私に気づく。
翔「あれ、起きてたんだ(笑)」
『櫻井さんもこんな時間まで…お疲れ様です』
翔「ありがと。明日の…てか日付変わってるから今日だけど、会議までに確認しておきたいことがあったからね(笑)」
『私、いつも思うんですけど、櫻井さんって寝てます…？』
彼はいつものようにはははっと笑う。
翔「心配しなくても十分寝てるよ(笑)」
『ならいいんですが』
私は窓の外を見る。
まだ雪が降っている。
『積もりますかね』
翔「どうだろうね」
『クリスマスパーティーのときに思ったんですけど、雪を見て喜ぶなんて久々です。小学生以来だなって(笑)』
翔「それだけ、今が楽しいってことじゃないかな？(笑)」
彼は、違う？と言って私を見る。
『そうかもしれませんね。今、すごく楽しいですから(笑)』
翔「…あのさ」
『はい』
翔「いや…その…」
彼はもごもごしている。
翔「…好き、なんだ。君のこと」
『え…？』
翔「なんつーか、君の笑顔のためならなんだってしたいって、そう思えるんだ」
『櫻井さん…』
翔「あ"〜！！自分でも何言ってるかわかんねー！！；////」
彼は頭をかくと、真っ赤な表情のまま出ていこうとする。
『あっ、ちょっ…』
翔「おやすみっ！////」
そして、階段をのぼっていってしまった。
『おやすみ…なさい；』
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ayane(プロフ) - AKIさん» お優しいお言葉ありがとうございます(；；)そうですよね。大学に通えていることに感謝して、精一杯頑張ろうと思います！更新も頑張ります！(笑) (2019年7月10日 8時) (
レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
AKI(プロフ) - お疲れ様です！お話も気になるんですが、ニノが、会いに行くなんて以外！大学、、いいなあ〜私は、行きたくても行けなかったので、、学生生活謳歌してください。更新は待ちますので、身体に気をつけて！ (2019年7月9日 21時) (レス) id: fd77900a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayane
| 作成日時：2019年7月6日 9時
