第７６話 逢遭�� ページ33
花「(妖怪だ。)」
禅「花繪。あれが花繪が言ってた。【妖怪】なのか？」
晴・A「・・・・・。」
花「妖怪が見えてるの？」
禅「(コクン)犬に噛まれた日から何となく見えるようになったんだ。それから手首にこれが浮き出てきて・・・。」
花「犬？」
晴「恐らくはその犬は妖怪だな。」
A「そうだね。」
花「どんな犬だったの？」
禅「そうだな・・・何モフモフしたのが出てて、耳が大きくて・・・うーん、犬と言うより・・・。」
トンッ(安倍の肩に妖怪が乗る音)
？「狐でしょ？」
晴「っ！？」
A「(今何も気配を感じなかった・・・。)」
花・禅「！？」
？「(ニヤッ)」
ブワッ
？「おっと、よっ。はっと♪(すたっ)あーー驚いた！いきなり何すんだよ。」
晴「それはこっちのセリフだ！何だっお前！！」
花「(安倍さんが妖怪に対して動揺してる！？この妖怪そんなにヤバい奴なのか？)」
晴「(触れられるまで全く気配に気付かなかった。)」
A「・・・ッ・・・・。(この妖怪・・・)」
晴「(現世でここまで自分の力をコントロールできる妖怪がいたなんて、少なくとも百年以上は経ってる。こんな妖怪がまだ現世にいたのか！！)」
？「その娘に噛み付いたのは僕だよ。晴斎。」
晴「は？」
A「え？」
？「はるいつき〜。僕のこと忘れちゃったの？」
花「あっちは安倍さんのこと知ってるみたいですけど、もしかして物怪庵のお客さんだったんじゃないんですか？」
晴「だとしたら覚えてるはずだが・・・。」
A「私も記憶にない・・・かも。」
？「まあ、覚えてないのも無理ないか。晴斎まだ小さかったし。僕も昔と見た目違うしね。」
花「とか言ってますけど(ボソッ)」
晴「んあ？」
A「小さい頃？」
？「まあいいや。覚えてなくても支障ないし♪僕は君と遊ぶために来ただけだから。最近さぁ、つまらないんだよね――。だから僕の遊び相手になってくれない？(ニコッ)・・・・と言っても君は誘いを断れないと思うけど♪」
ブワッ
禅「痛ッ！！」
花・A「禅子！！/禅子ちゃんッ！？」
？「だってその娘の腕が病んでいくのと僕と遊ぶの。晴斎がどちらを選ぶかなんて決まってるもん。」
晴「！！」
？「君が僕に勝ったらその娘の痣は消してあげる(ジロッ)」
A「遊ぶために・・・こんなことを・・。」
？「さて！(ニコ)晴斎、久しぶりに僕と隠れんぼでもしよっか♪」
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りん - 楽しく読ませていただいております！続きを楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年12月3日 12時) (
レス) id: 0c78f933a2 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃむ(プロフ) - 秋ノ宮紅音さん» わー！ご報告ありがとうございます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 859a3a0d54 (このIDを非表示/違反報告)
秋ノ宮紅音(プロフ) - 二次創作なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ！違反報告されます。 (2017年12月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいちゃむ | 作成日時：2017年8月17日 22時
