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放課後_____
Aが委員会遅くなって
愛菜とA待ち。
愛菜「いつから？」
「気づいたのは最近、何ならさっき。で、あいつ誰だよ」
愛菜「どの人？」
見せてくれたのは部員全員が写ってる写真
あ、こいつ。
Aとは結構距離がある位置にいて
写真では全然仲良くなさそう。
愛菜「まじ」
「なに？」
愛菜「なんかいや、そういうタイプの人じゃないかと思ってた」
「なんだそれ」
愛菜「あの日、みんなでバイバイして
その後A1人で帰ったかと思ってたから
Aのこと追っかけたのかな」
「こいつ好きなの？Aのこと」
愛菜「知らないよ。部内ではたまーに話すくらいだけど」
「へぇー」
『お待たせ〜』
「おかえり」
3人で廊下を歩きながら突然
愛菜が口を開く。
愛菜「透先輩と最近なんかあった？」
『なんもないけどなんかって？
あ、たろちゃん
愛菜になんか言ったでしょ』
「Aが言わねーから」
『なーんもないよー』
階段を降りて下駄箱に向かうと
あの先輩が俺たちの靴箱にいた。
愛菜「噂をすれば？」
『たろちゃん顔怖いよ』
そういったAの手が俺の眉間に伸びてきた。
ちかっ…
びっくりしてつい後退りした。
「うわっ」
『え、なに？』
「なんもねぇ！」
愛菜にクスクス笑われながら靴箱に向かう
愛菜「先輩！誰か待ってるんですか？」
透「あ、やっときた。A」
『え？どうしました？』
透「話あるんだけど、一緒帰らない？」
『あー』
「何の話ですか？今話してもらっていいですよ？」
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作者名：唯音
| 作成日時：2023年2月15日 20時
