辛い時でも頼り辛い。<stxxx>part2

3　　↑続き ページ4

りいぬside


あの日から一日。
今は編集も終わり、ゴロゴロしている。

暇だし少しお腹も空いてきたから下に降りるか。


さとみside

んー…


なーくんに昼飯のリクエスト貰ったんだが…

〜回想〜

な「あ、さとみくんさとみくーん、ちょっと良い？」

さ「？なんですか〜」

な「実はねぇ、お昼ご飯の事なんだけど！もうメニュー決まってたりする？」

さ「いや、ちゃんとは決まってないっすね…何で？」

な「さっぱりしてて力がつくやつにしてくれる？お願いね〜」

さ「え、ちょ、ん？な、なーく…」

な「本当にありがとね？うんうん、ありがとさとみくん！」

・

・

って事があったんだよ…


『さっぱりしてて力がつく』って何で急にそんな…？

良く分からないけど、なーくんなりに考えがあるのか？

とりあえず作ってみるか…



ｻﾞｰｻﾞｰ

ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ

ぺっ(？)


なんて訳の分からない効果音立てながら作ってる途中るぅととジェルが起きてきて、るぅとに手伝って貰ってる…けど。


さ「……で、何でだと思う？」

る「…僕少し、心当たりあるかもしれない…」


こういう料理を作る事になった経緯を話すと、るぅとはそんな言葉を発した


さ「え！？ある？どんな？」

る「多分ですけど、りいぬじゃないでしょうか…」

さ「…あー…最近部屋に閉じ籠って編集やら何やら頑張ってるって言ってたよな…」

る「はい、なーくんによるとまだ少し体調も悪そうだったみたいなので…！」

なるほどな…
りいぬの為か…

そういやあいつ前に熱出して動画動画って言ってたな…


り「……ぉはよぅ…」

る「りいぬ！？起きたの？」


視線を移動させるとりいぬが寝惚け眼を擦っていた

顔色が悪い様な気がしないでもない…


てちてちとこちらに向かってくる


り「何作ってるの…？………っ！？」

さ「え…えと…(おら作者、はよ！)」

作者(思い付かん……えぇいこれで！)

さ「エナジードリンク納豆牛肉太麺パスタ」

(※本当はちゃんとしたものです。)

り「…………っ…」

る「りいぬ…？どうかしたの？」
り「い、いや……俺、部屋に戻るね…！」

さ「え、おい待てりいぬ！りいぬ！？」
り「出来たら呼んで…！」


る「りいぬまた体調悪くなったんですかね…」

さ「さぁ…」

正直心配だ……

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