優等生と劣等生【すとぷり】

出会い編〜２〜 ページ3

キャー!!王子様だ〜！かっこいい！

あー、よく居る奴らだ。まあ、通り過ぎよう。
下駄箱前で自分の名前を確認。

1-2か...梨音とも離れちゃったし、友達できるかな〜。って言ってる間に自分のクラスに入った。
私の席は…って！隣に人群れすぎじゃない？まあ、何でも無いよね。
指示通りに、自分の席につくと隣が見えた。
黄山…興味無いわ。
る「神藤Aさんですよね。」
急に黄山に、話しかけられた。
『あ、はい。』
る「よろしくお願いします。」
『よろしくお願いします...』
礼儀正しくて、いい人ただな。

何で女子に、睨まれてんだろう。
梨音に、聞いてみよう。

入学式が終わり、帰り道(早いって？気にしない♪気にしない♪)

『って事があって』
梨「あー、それ噂の王子様だな。黄山湊汰。」
『え？あー、どーりで、女子がこっち見てたんだ。納得！納得！』
梨「あ、あと、他にうちの学年には、赤石莉翔って人がいる。A可愛いんだから、目、つけられないようにしなよ？」
『チョットナニイッテルカワカラナイ.可愛くて綺麗なのは梨音でしょ？』
梨「...」
スルーかい！
まあ、いいや。
あ、駅だ。
梨音、春休みに引っ越しちゃったんだよね。
梨「また明日ね〜♪」
『うん。また明日。』
バイバイって手を振る。
帰り道、一人が一番憂鬱だな。

あ、今日、従兄弟が家くるんだっけ。はよ帰ろ。



それにしても、隣に建った大きな家。誰が住んでいるんだろう？

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