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こうしてるぅちゃんのおかげで逃げ切ることに成功した。
あの女の子は結局違うって思ったのかどうかは知らないけど「ごめんなさい」なんて謝ってたからまぁいいだろう。
『うえええ、自分に気持ち悪かった…』
とにかくぶりぶりぶりっ子を本当にやるとは思わなかったから気持ちが悪い。
大学を出て少し歩いたところではぁっとため息を吐く。
『るぅちゃんありがとう。意外とサングラス似合うね』
るぅと「…疲れた」
サングラスを外したるぅちゃんは本当に疲れたように苦笑いしていた。
『でもやっぱりるぅちゃんのイケボは神』
るぅと「ずっと前から褒めてくれるけど僕的には複雑だよ」
『綺麗な声も好きだけどね〜』
2人で笑いながら最寄り駅へと向かう。
気分入れ替えて頑張らないと。
そんなとき。
ころん「待って!僕達忘れてる!」
莉犬「なんで!?助ける提案したの俺だよ!」
後ろから怒ったように駆けてくる2人。
ころちゃん、莉犬くん。
るぅと「あ、忘れてた」
ころん「てか、いつまで腕組んでんの!?」
『…あ、忘れてた』
莉犬「それは忘れないで!」
3人一緒にいたんだろうし、みんなで考えて助けてくれたのだろう。
後々話を聞けば、ころちゃんと莉犬くんは背も低いし服も特徴的だから、背が高くてシンプルなるぅちゃんが行けばどうにかなると思ったって教えてくれた。
結果助けられたなぁ。ありがとう!
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ーリクエストー
大学で正体がバレて困っている所を助ける信号組
リクエストありがとうございました(^^)
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年7月20日 19時