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さくちゃんで練習しよう!とかなんとか言って始まったこの握手会予行練習。
握手会に練習なんかいる?
私したことなかった。
まぁ、いいや。
暇だから付き合おう。
莉犬「こんにちはー!」
『こんにちは、あのっあのっ、莉犬くん大好きで!婚姻届にサインしてください!あっ、私のはもうサイン済みです!』
るぅと「さくりちゃん怖い…」
『私、莉犬くん大好きなんです!』
莉犬「いいよ、サインすればいい?」
『え?』
莉犬「これでさくちゃんとずっと一緒!」
さとみ「おいおいおい!怖えよ!」
莉犬「さくちゃんに言われたから」
ころん「お時間でーす」
ん?
普通の握手ってなんだっけ?
るぅと「こんにちは!」
『きゃー!るぅとくん!』
るぅと「来てくれてありがとう」
『わー!るぅとくんのお手手大きくて素敵ですね!』
るぅと「えっ、あ、ありがとうございますっ」
さとみ「るぅとがキュンとさせなきゃいけないのに、逆の立場になってんじゃん」
るぅと「さくりちゃんの笑顔反則でした…」
るぅちゃんとなら普通の練習になると思ったんだけど。
お互い練習にならないや。
私も若干ふざけちゃってるのもあるけどね。
さとみ「俺に任せな。こんにちは」
『さとみくん!こんにちは!声に惹かれて好きになりました!』
さとみ「ありがとう。君の声は可愛いよ」
『知ってます。可愛さもありつつ大人っぽくて綺麗で透き通ってて聴いてて落ち着くんですよね〜』
さとみ「お前台無しだわ!」
ジェル「さくちゃんをキュンとさせるの難しいやろ〜」
最近結構みんなの言動や行動にキュンとすること多いけどなぁ。
一緒にいること多いし、忘れてると思ってるかもだけど告白されてから気にしちゃったりしてる。
気にしてない素振りしてるだけなんだよ。
みんなの方が鈍感。
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年7月20日 19時