#3 ページ37
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何でなーくんに言っちゃったのかわからない。
でも誰かに全部消し去ってほしかった。
あんな嫌な思いは忘れたかった。
...なーくんならいいって思ってしまったんだ。
なーくんじゃなくて他の人がここに残っていたら、同じことを思っていたのかな。
わからないけど。
私の今の思考回路もよくわからないや。
今回のせいでぐっちゃぐちゃなの。
ただ。
自分が相当嫌な女だってことくらいはわかる。
男女の関係になるのを嫌がっていたはずの私が、今じゃなーくんを求めている。
...最低だ。
ソファの上に押し倒されて、何度もキスを繰り返す。
頭の中はなーくんでいっぱいで、このとき確かにストーカーのことなんて忘れていた。
なーくんはキスまで優しい。
私を撫でる手まで優しい。
身体に触れる手はくすぐったくて身をよじった。
ななもり「この身体は絶対俺が守るよ」
『っ、...ありがとっ』
首筋に唇を落とされてぴくっとした。
なーくんもこんなふうに男の顔をするんだね。
...そんな顔で見られるのは緊張する。
ななもり「大好きだよ」
『うん』
ななもり「お兄ちゃんとして見てくれるのは嬉しいけど、もう少し男としても見て?」
なーくんの真っ直ぐな瞳に逸らせなくなる。
私は頷いた。
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ーリクエストー
なーくんとのピンク
すっごく微ピンクです。。
ピンクと呼べるのかわからないくらい微妙ですが
ねじ込んで入れてみました (笑) 。
リクエストありがとうございます(^^)
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年6月5日 21時