#3 ページ10
.
さとちゃんがずっと突っ立ってたから、気になって見ていたら突然抱きしめられた。
どうしたんだろう。
さとちゃんはずっと黙ったまま何も話さない。
とりあえず背中に手を回してみるけど、何か嫌なことでもあったのだろうか?
でも今日動画撮ってるときとか、そんな感じには見えなかったけどな。
さとみ「好きだよ」
『え?』
いきなりの告白に戸惑っていると、さとちゃんが正面を向いて、目が合った。
さとみ「好き」
さとちゃんの顔が近づく。
一瞬だった。
唇が触れた。
さとみ「ごめん、もう無理。俺相当好きみたいだ」
いつものふざけた感じじゃない。
本気に見えた。
真面目だった。
冗談でしょ、って吹き飛ばせなくなった。
さとみ「まじでもう理性持たないから」
『さとちゃん...』
さとちゃんの顔は少し苦しそうに見えた。
私はそう簡単に返事をしていいものでもない。
『ちゃんと考えたい...』
さとみ「うん。その間に理性ぶっ壊れても許して」
『はっ、冗談なのか本気なのかどっちなの!?』
さとちゃんがわざと明るく言ってくれたんだと思う。
でも、ちゃんと考えなきゃ。
_________________________________
ーリクエストー
ころちゃんと仲良くしてる夢主ちゃんに
さとちゃんが嫉妬して理性キレる
リクエストありがとうございます(^^)
819人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年4月27日 17時