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『さ、さとちゃんもう苦しい...』
しばらくして。
きつく抱きしめられすぎて息できなくなってきた。
さとみ「辞めないよな?」
『すとぷりを?』
私はいつまですとぷりを続けられるかな。
大学を卒業する段階で一回考えるときはくるだろうし、ころちゃんも悩んでたから...。
年齢的な問題もあるし、私のメンタルの限界もあるだろうし。
いつまでだろう。
ずっとこのメンバーと過ごしたい気持ちはすごくある。
本当にあるよ。
でもメンバーと一緒にいたい、活動したいっていう想いはあるけど、私の身体と心の悲鳴は増えていく。
『すとぷりは好きだよ』
答えになってないか。
でも好き以外言えないよ。
さとみ「本当どこかに消えそうで怖い」
『儚い系女子ってモテそうだね。悪くない』
さとみ「ふざけんなよ」
だって、さとちゃんガチなんだもん。
ふざけないと私も何も言えないんだから。
さとちゃんはふざけてしまった私の言葉を聞いて、ようやく身体を離してくれた。
『オプレクで配信とろ!ねっ?』
さとみ「いきなりだな」
今私ができるのは限られてる。
とりあえず今はリスナーに心配かけないように、いつも通り放送しなきゃ。
オプレクならサブ垢で通知出すし、私のことが本当に好きなリスナーしか来ないから、変なことで荒れたりはしない。
心配コメントで荒れるとは思うけど。
『なーくん!ジェルくん!オプレク雑談一緒にやろー!』
案の定最初は心配コメントばかりだったけど、そこに触れずに3人とわちゃわちゃしていたら、リスナー達も何も言わずに笑ってくれていた。
これもここにいる3人のおかげだ。
本当にありがとう。
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ーリクエストー
先程の『アンチを受けて自暴自棄な夢主を救う』の
さとみくんver.が読みたいという意見もあったので
さとみくんとの話も入れてみました!
リクエストありがとうございました(^^)
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年4月27日 17時