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#2 ページ48

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うん、恥ずかしすぎる。

私のリスナーはスカート姿見たい!とか言ってくれるけどね。



私がイベントでスカート履いたことって、1年前の単独の新年会のときか。

すとぷりメンバーも来なかったしいいなって。




なんかもはやすとぷりメンバーにスカート姿を見せるのが、ちょっと恥ずかしい。

ころちゃんだって数年前は制服とかで見慣れてただろうけどさ〜、いやぁ...ねぇ。




『やっぱり黒スキニーにしよ』

ころん「ふーん』

『まぁ、今はこのままでいいんだよ。私明日髪ロングにしてみようって思ってるし。そこから挑戦ね』

ころん「え!?」

『動画で聴いたけど、ころちゃんはショート女子好きでしょ?でも私は、女の子は長い方が可愛いと思ってる人間だから』




女優さんとかアイドルとか好きでよく観ると、やっぱり私は女の子らしい方が好きというか憧れるというか。

可愛い子とかイケメンとか、そりゃ見てれば眼福よ。





ころん「え、待って。ロングにすんの?」

『ん?うん。だって私のリスナーが求めるからさぁ。それくらいは叶えてあげたいし?すとぷりのライブないし、いいかなって』



明日予約しちゃってるよ。

エクステってケア大変らしいけど、すとぷりになる前はずっとロングだったし落ち着くんだよなぁ。


といっても、今も肩くらいあるけど。




『何でころちゃんがちょっと嬉しそうなの?』

ころん「嬉しくないし」




ふーん...、いいや。

あ、あとはラインの入ったあの緑のトレーナーがいいかな。





私があっちの方へ向かおうとしたとき。


ころん「...さくが最初の頃の無理してないさくに戻ったら、僕もそうだしすとぷりメンバーは喜ぶ」


『え?』


ころん「もう言わない」



ころちゃんは顔を赤く染めてそっぽ向いた。




ほんとわかりやすい。

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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2018年12月31日 1時

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