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忘年会 ページ30

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さとちゃんと鍋の材料を買って、お酒も少しだけだけど持てる分だけ買った私達はころちゃんの家まで歩いていく。


そこまで遠くないから呼ぶ方が時間かかるって。




『お酒重いよ〜』


さとみ「忘年会だし飲もうぜ〜」



あぁ...、またころちゃんに飲まされる。

というか改めて思うけど、2時集合とかどんだけ?



寝るの絶対遅くなるやん...。





ピンポーン、


ころちゃんにセキュリティを開けてもらって、ころちゃんの家の前。





さとみ「お待たせ〜」

『買ってきたよ』

ころん「なーくん以外揃ってるよ」


ジェル「さとさく夫婦みたいやな」

『子供達〜、お待たせ』

さとみ「鍋作るか、ママ」

『そうね、パパ』



軽く茶番を挟みつつころちゃんの家の中へ入っていくと、るぅちゃんと莉犬くんがゲームを起動しているところだった。


どうせ、スマブラだろう。



私は強くもないし弱くもない平凡な立場だから、あまり興味はないけど。



とりあえず鍋の準備をしよ。




私はこう見えても料理できるからね。
結構凝ったものも作れるのよ。


こう見えてね。





...いや、正直高3の途中までは何にも出来なかったけど、一人暮らしをすることに決めてからお母さんから叩き込まれた。



一人暮らしするなら栄養考えた食事を!ってさ。




ありがとう、お母さん。
私、いい嫁になれる気がするよ。




まぁ、今日は鍋だし切ってしまえばあとは煮込むだけだから誰でもできるけど。



それにしても鍋を大人数でつついて食べるのは久しぶり。


楽しみかも。

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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2018年12月31日 1時

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