ストーリー第69話 ページ23
ri「…お願いします！私、もっと強くなりたいんです。」
tn「シンフォニーさん、もっと強くなるんです？」
kn「今でも十分強いと思うけどなぁ。」
ri「守られてばかりじゃ嫌ですから。」
なんだろう、この感じ。ライアは“ヒロイン”で、私は“悪役”。ヒロインは皆に愛されて、慕われて、褒められて…。
あぁ、いいなぁ。私も、私も…。わたし、も？なんでこんなに求めてしまうの？今まで大丈夫だったじゃない。誰にも愛されなくても、自分を空気だと思っても、生活できたはずなのに…。なんで、今はダメなんだろう…。あぁ、だめだ。どうしても暗い方に考えちゃう。
「…はるさん、ちょっとごめん。1人になりたい。」
hr「…わかった。あまり遠くには行かないで。」
「ん。」
どす黒い感情がぐるぐる渦巻いて、結局は自分の本分は悪役令嬢なのかなって。
「あーあ。」
愛を知ってしまったから。精霊王達から愛されてしまったから。でも、メメたちは悪くない。悪いのは私で、だから、だから…。
「いなくなっちゃおうかなぁー…なんて。」
？「そんなん、許すわけないやん。」
「！？」
後ろからかかる声。この声は、絶対に間違えない。
「トントン…どうしてここに？さっきまでライアと話してて…。」
tn「え？イベリナがおらんくなったからやけど？」
あぁ、もうほんとにこの人は…。
「トントン。」
tn「どした？」
「ずっとずっと、愛してました。そして、これからも。あなたの事を愛しています。」
tn「…俺も、ずっと愛してたで。死んだって言われても信じられんくて、ずっと好きやった。今こうやって目の前に居ることが本当に幸せ。これからも愛し続けるで。」
「私、今の家は森なので戻らなきゃではあるんです。そこでの生活もあるし。でも時より遊びに行ってもいいですか？トントンも、暇な時に是非。」
tn「時間あったら絶対来るわ。」
「はい。…戻りましょうか。」
この人に愛して貰えるなら、私は悪役でもいい。
「トントンは、私を捨てないよね。」
tn「え？」
「…なーんでも？ほら行こう。みんな待ってる。」
tn「お、おん。」
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ぺぴ(プロフ) - 桜木さん» はじめましてー！ありがとうございます！頑張りますね！ (2021年12月7日 20時) (
レス) id: 8a41c6f408 (このIDを非表示/違反報告)
桜木(プロフ) - はじめまして！作品見させて貰いました！これからも体にきおつけて続きを頑張ってください！ (2021年12月7日 19時) (レス) id: 210ba0d85c (このIDを非表示/違反報告)
ぺぴ(プロフ) - よもぎ@yomogiさん» わーい！やったぁー！嬉しいです！更新頑張りますねっ！ (2021年11月23日 8時) (レス) id: 8a41c6f408 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ@yomogi(プロフ) - うぇえぇえぇ！？！？！？こんな面白い話他にねぇ！！続きは全裸待機してまふ！ (2021年11月23日 0時) (レス) @page9 id: b5eaadf23c (このIDを非表示/違反報告)
ぺぴ(プロフ) - 雪見大福さん» ありがとうございます〜！頑張りますっ！ (2021年11月18日 22時) (レス) id: 8a41c6f408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺぴ | 作成日時：2021年11月3日 18時
