先生【 ころん 】

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『あ、だから莉犬くん先生のこと"ころちゃん"って呼んでるんだ』


り「そーそー」


ちょっと気になってた謎が解けたわ


こ「お前なあ…先生に向かってころちゃんはだめだろ」


なんて先生は呆れ笑い


えー今更先生とか呼べないしと言う莉犬くんに対して先生がまた反論




…これいつになっても終わんないパターンだな


そう思った私は言い合いを遮るように


『で、私達は何をすればいいんですか？』


こ「あ、そうだった！君達2人にお願いしたいのは科学準備室の掃除でーす」


り「それ自分でやってよ！出来るでしょ、絶対！」


こ「はーい文句は受け付けませーん」


り「職権乱用しやがって」


『分かりましたけど、なんで科学準備室なんですか？』


こ「僕こう見えて科学担当なんだよね」


『へー意外でしたけど、納得しました』


り「A笑」


なんて莉犬くんがめちゃめちゃ笑ってる


え？私そんな爆笑するような事言った？


先生はちょっと驚いたような顔をしたあと


こ「有里…お前なかなか失礼な事をさらっと言うな…」


『？』


こ「全く自覚なしかよ…お前怖いな笑」


り「まあ、これがAのいい所でもあるから笑」


そう言って2人が笑い合うんだけど、やっぱり私にはなんの事だか分からなかった

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