君と一生分の恋をしました【青】

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彩「それでそれでぇ？？」


「うっ……//」


予定もなかったため、彩香の誘いに乗った。すると、注文して席に着くなり私の恋バナに花を咲かせていた。


こんなの聞いてないよぉ……//


彩「っというか ころんくんも男だねー」


「ん？ころんくんが男の子なのは当たり前でしょ」


彩「ぷっwwそういうことじゃないのww」


彩香との話が上手く噛み合わない…気がする。
私だけが暴露(？)されてもつまらないから、彩香のも聞きたい。


彩「え？私？んーカッコいいよ…//」


「そなの？」


確かに、さとみくんはモテる。5本指には入るだろう。


「デートは？」


彩「えぇ？？」


「だってぇ次いつかなって。わかったら追尾するよ？ww」


彩「あーね。来なくていいよw」


普通に気になるじゃん……ねぇ？


彩「っそう言うAは、ころんくんのことどう思ってる？」


「ころんくんはいい人…だと思うよ？」


彩「本当にそれだけ？」


「えっと、、」


ころんくんと話すとドキドキして……緊張する。
ころんくんが笑ってくれると私も嬉しくなる。


美味しそうに私の作ったお弁当を食べる時のころんくんの顔が好き。


他の女の子と楽しそうに喋ってるとモヤモヤする。


これって……？
いや、でも…まさか、ね？


きっとラブじゃなくてライクなんだ。


彩「A？」


「まだ“好き”…かは分かんない」


彩「そっか」


「でも…もっと仲良くなりたいなって思ってる」


彩「うん！そのいき！！」


「あはwwありがとぉ」


うん。でもね、“もっと”はダメなんだよ。
私だから。


ころんくんには もっと良い人がいる。
だから、私“は”好きになっちゃダメなんだ。


この想いが明確になって、、そして＿＿


病気が治ったら伝えたいな。


「好きだよ」って。


“恋”について知れたらいいな。
この想いが明確になれば…いいな。



あと半年──────

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