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松野side
「こっちで」
松野「え、暑いですy…聞いてねぇし」
ガラガラっ
松野「？」
マイキーくんがベランダに出た。
俺も出ようとしたらマイキーくんに止められる。
マイキー「千冬はさ、Aが喧嘩できること知ってるの？」
松野「!?いや、俺は…」
マイキー「知ってるの？」
松野「……。中学生のとき」
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不良『おりゃぁ""ｯ調子乗ってんじゃﾈｪよ!!』
バコッ
松野「ﾁｯいっでぇな"……」
俺が場地さんに出会う少しあとのころ
俺のそばに俺より強い奴はいなかった。
確かに、人より強かった俺は調子に乗っていた。
それが高校生の不良には胸糞悪かったみたいで
数十人に襲われた。
さすがに俺も相手は高校生だし数十人もいれば
抵抗出来るわけなく
あいつらが満足するまで永遠にボコされていた。
松野「う"ｯ……」
そろそろ意識が飛びそうな時
キィィィィイ
高校生「う'わ"あ"あ"ぁぁぁぁ"ぁあ"」
松野「…え、!!?」
俺より絶対背が低い女が男か分からない
綺麗な顔をした奴が自転車に乗って
高校生たちに突っ込んで行った。
「これ、暴.力じゃないよね？事故事故。自転車のブレーキ壊れてたかなぁ」
高校生「てんめぇ…!!」
「高校生が中学生リン.チするってダサくない？」
高校生「ｯあ"ぁ"!!?」
「ダセェっつってんだよ。ｸｿｶｽが」
松野「!!」
高校生「な"っ…」
「…ねぇ俺がおめぇら伸す前に消えてくんね？」
高校生「ｯ……」
俺より小さいはずなのに
威圧感が凄かった。
後ろにいても恐ろしい顔が想像できるくらい
声にはドスが聞いていて後ろ姿が大きかった。
高校生たちが逃げたあと
その子は俺のそばでしゃがみ頭を撫でた。
「大丈夫？痛かったよね」
松野「……だ、いじょうぶです」
ニコッと笑うその人に
場地さん以外に初めて敬語を使った。
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松野「喧嘩してるとこは見たことないけど怒ったあの人は怖かった。強かった。かっこよかった。場地さんみたいに 優しかった。」
マイキー「へぇー、知らなかった。」
松野「…愛美愛主との戦い、本当にAくんを…」
マイキー「今までビンタもデコピンも人にしてこなかったはやみんが 愛美愛主と戦うって言った。」
(すみません次行きます)
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あむ - え、超面白いです！次の更新が死ぬほど楽しみです!!応援します！無理のないよう体調に気をつけて頑張ってください!! (2021年8月5日 19時) (
レス) id: ff2f2b0e1a (このIDを非表示/違反報告)
ふじ(プロフ) - 初めまして！毎日更新楽しみに待ってます！！無理のないよう頑張って下さい。応援してます！！！ (2021年8月5日 15時) (レス) id: 7db00b7f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧 | 作成日時：2021年8月5日 14時
