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「なんか他人な気がしない！」
「んにゃ？」
佐久間がさくまを抱き上げて見つめ合う。
チビさくまが、佐久間の髪をぴょんぴょん引っ張ってはケラケラ笑って、
「にゃははは！楽しいかあ？」
「にゃははは！ ふわふわあ〜！」
「お前もふわふわじゃーん！」
キャッキャッと遊んでるダブルさくま。
「なにこれ破壊的に可愛いんですけど？」
「それは同感だわ」
これ絶対彼女いたら萌える〜とか言ってるやつな。
「てかほんとにこの子、佐久間の小さい頃そっくりでやんすよ」
「でしょうね。今もです」
「ここまで似ると、お前の遺伝子使ってんじゃねえかと思うわ」
「なにそれ？」
「バケモノの言うことは気にしないでください。ほらさくまこっちおいで」
「なになにー？」
「いや、あなたじゃなくて」
「にゃに〜？」
「そうそう、こっち！」
「つうか、聞き逃すとこだったけどいい加減バケモノやめろ！」
「大学でもバケモノって言われてたのお前」
「うっせ！ラーメン食え、のびんだろおが！」
なにこれ大変。
.
ようやく落ち着いて佐久間がなんでここに居るのか聞けば、
「んー、ほら、俺の事はいいけど、やっぱりこのままはダメかと思うのよ。彼女の両親には会っておきてえなと思って」
「ほうほう。良いことじゃん」
佐久間もちゃんと考えてんのね。
俺もちゃんとしねえとだよなー。
その頃チビさくまが何をしているかと言うと、佐久間の膝に座って座敷で絵を描いてる。
「お、新作か？」
「ふっかさん、ここそのうちラーメン屋兼ギャラリーになるかもね」
「まじか」
「おほ、それ佐久間さん？」
「うん！ しゃくまとしゃくましゃん！」
「んにゃにー！ちょー可愛いんですけどお！」
「きゃははは！！」
可愛さ炸裂のさくまにやられた佐久間にグリグリと頬を擦り付けられても嫌がらなずに笑ってるチビさくま。
そんな二人を微笑ましく見ていれば、店のドアがガラガラと開く。
「いらっしゃーい。あ、イケメンくんじゃん」
「店長まだいけます？」
「どうぞどうぞー」
ほんとはもう休憩時間だけど常連客だし、未だに賑やかな奴らも居るからって入ってもらう。
「て、あれなんで佐久間さんが居るんすか？」
「どうもー。ちょっと帰ってきたの」
「あれ、じゃあアイツも？」
「うん、今は家族団欒中じゃないかなー」
「はは、そうすっか。なら良かった」
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ゆきんこ(プロフ) - acoさん» aco様、コメントありがとうございます！ただ風呂場でイチャつかせたかったから出来たお話です（笑）キュンキュンしてもらえて良かったです(^^)手馴れてる黄色さんに愛されましょう（笑） (2021年5月1日 17時) (
レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
aco(プロフ) - ゆきんこさん！照かっこよすぎます！！キュンキュンしました！照となんてお風呂入れない！そして、分かっているけどちょっと慣れてるの嫌だ（笑）とても楽しかったです！これからも楽しみにしています！ (2021年5月1日 14時) (レス) id: 5529cc6a26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ふさん» ふ様、コメントありがとうございます(^^) 青色さんのお話もそうですが、番外編は書きたいものがあれば、また誰かのお話を追加させてもらいますね☆ (2021年4月19日 16時) (レス) id: e0fcc6876b (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 翔太くんは特別編にありましたね;;ごめんなさい。 (2021年4月19日 8時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 翔太くんのも楽しみにしてます！ (2021年4月19日 7時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2020年9月30日 14時
