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「あのさ、」
「ん？」
あっ、こっち振り返る、と思って咄嗟にしゃがみ込む。
なにやってんの？て感じで見られた。
「ど、どっち向きが正解？」
「あー、じゃあ俺に背中向けたら？」
「それ正解？」
「恥ずかしいんだろ？」
頷くと、「だったら見えない方がいいだろ」て。
チャポ……
「あったかい」
冷え切っていた身体がジーンとした。
照に背を向けているとはいえ、恥ずかしさには変わりないから丸まってる私に照は言う。
「色、白くなったな」
「……う、見ないでよ」
「無理言うなって。目の前にあんのに」
そうですけど。
なんか視線を感じるなって、ドクドクと脈打つ感じも早まる。
「っっ……、！？」
背中を指でなぞられてビクッと仰け反って、「なに！？」と照を見たら、すっごく笑ってる。
くくく、て肩を揺らして。
「や、やめてよ。擽ったい」
「なあ、狭いだろ。もっとこっち来な」
肩に置かれた照の手が熱くて、直接肌に感じる温もりにドキドキと煩くて。
グイッと引き寄せられた照の胸が背中にピタリとついて、お湯を挟んでるから濡れた感じが妙な感じにさせる。
「ふ、……ふぅ、っ」
緊張で息をするのも気を使っていれば、照が動く気配にビクって。
「……ちょっとだけ、触っていい？」
「へ？……ふぁっ、！？」
チュッと肩にキスをされる、一度だけじゃなく何度も優しく。
そして大きな手が、ツツツと肩から下へ滑り落ちるように触れられてゾクッとした。
「感じる？」
「……っ、知らないっ」
「そ、知らないなら。教えるよ俺が、」
「全部な」と耳元で囁いて、カプっと噛まれた。
そしてこの後、私は照の手によって本当の意味で女にされた。
「ごめん、さすがにやりすぎた」
「……うん、ちょっと反省してください」
「……はい」
事情後、逆上せてしまった私の看病はとことん甘々だったのは言うまでもないよね。
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一生守ると誓います（M）→←雨の日のジョギングにはご注意を （I）
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ゆきんこ(プロフ) - acoさん» aco様、コメントありがとうございます！ただ風呂場でイチャつかせたかったから出来たお話です（笑）キュンキュンしてもらえて良かったです(^^)手馴れてる黄色さんに愛されましょう（笑） (2021年5月1日 17時) (
レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
aco(プロフ) - ゆきんこさん！照かっこよすぎます！！キュンキュンしました！照となんてお風呂入れない！そして、分かっているけどちょっと慣れてるの嫌だ（笑）とても楽しかったです！これからも楽しみにしています！ (2021年5月1日 14時) (レス) id: 5529cc6a26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ふさん» ふ様、コメントありがとうございます(^^) 青色さんのお話もそうですが、番外編は書きたいものがあれば、また誰かのお話を追加させてもらいますね☆ (2021年4月19日 16時) (レス) id: e0fcc6876b (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 翔太くんは特別編にありましたね;;ごめんなさい。 (2021年4月19日 8時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 翔太くんのも楽しみにしてます！ (2021年4月19日 7時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2020年9月30日 14時
