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これからたくさん楽しいことをしようね！そういう意味で私は腕を広げた。こうしたら皆飛び込んできてくれるんだ。ね、あなたともハグがしたいな。
｢な、何やそれは、何待ちや？...じゃあ、俺がそうするから教えてくれ。｣
彼は知らなかったようだ。ニンゲンはハグも知らないのか。これはたくさん教えがいがありそう！私はなんだか嬉しくて、もう待ちきれなくて、笑ってしまう。
『こうだよ！』
私は大きな彼にジャンプするように飛びついた。今までのどんなお友達の子たちよりも、とってもおっきい。多分峡谷の双子の精霊様や、捨てられた地の精霊様に飛びついたら、こんな感じかな。多分雨林の大精霊様は彼のように支えては抱きとめてくれないだろうな...その前に避けられちゃいそう。
そう思って、やっぱり書庫なら、ニンゲンとコミュニケーションが取れる方法があるかもしれない。今度こっそり探してみよう、と思った。誰にも内緒で。そう考えると、ふふ、と笑い声が漏れてしまった。
(にしても、ニンゲンのハグ、長いな...。)
と、少し思ってしまったのが伝わったのか、彼はゆっくりと、少し名残惜しそうにも思える手つきで私を離した。
『そんな寂しがらなくても、会いに来るから！次はもっと感情表現できるようになってくるよ！』
私は丁寧にお辞儀をして、また大きくターンを決めて、空の彼方に光る友人たちの気配を頼りに羽を広げた。少し休んで落ち着いた羽は、綺麗に気流を掴んで、雲を撫でながら光を増していく。
(今日のことは、みんなに秘密でいよう。)
高鳴る胸を抑えながら、私は書庫のゲートへと羽を翻した。
＿＿＿＿＿…
本当に自己満で申し訳ない話です。
動機？
書きたくなりました。それだけです。妄想爆発して我慢なりませんでした。
今見返すとtn視点書き直したい点が多いです。
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ちぃ汰。(プロフ) - 雨々さん» ご足労賜り誠にありがとうございます。貴方との出会いはこのシリーズでしたね、拙い私の文章であれど、貴方と繋がるきっかけになれて本当に嬉しいです。一作者としても、一友人としても、精一杯の感謝をここに。 (2021年5月5日 18時) (
レス) id: 66362bbae9 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - 好きです。ここまでの執筆本当にお疲れ様でございます。あなたの作品に出会えた事、あなた様に出会えた事。本当に嬉しく思います。ありがとうございました。 (2021年5月3日 9時) (レス) id: 0ec44c6a23 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - 琴葉さん» 毎度毎度、貴方には本当にお世話になっております。この作品が終えれたのも、貴方のお力添えがあってこそ。こちらこそありがとうございます。続編についてはご期待に添えると良いのですが。御足労痛み入ります。精一杯の感謝を足らぬ言葉でここに。 (2021年4月28日 20時) (レス) id: 3f437b8d31 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 最後の最後まで大好きな文をありがとうございます。そしてお疲れ様でした。もしもまた続編がありましたら、是非とも1ファンとして読ませて下さい。ひとまず、本当にお疲れ様でした。 (2021年4月27日 18時) (レス) id: ba4822cc62 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - 琴葉さん» お気に召して頂けたなら何よりでした。とんでもない、身に余る言葉の数々をありがとうございます。是非またお越しくださいね、お待ちしております。 (2021年2月27日 0時) (レス) id: 3f437b8d31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃ汰。 | 作成日時：2020年7月3日 0時
