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「You side」
『…え、ころんくんのこと知ってるんですか…?』
こ「知ってるも何も僕本人だから!!」
『そんな冗談通じないですよ(´・ω・`)』
ストーカーがころんくんなんて
そんなことあるはずないじゃないか。
うん、ありえない。
親友「ちょっと場所変えない?
ころんくん目立ったらやばいし」
こ「あー…確かに、このお店出るか」
『いやころんくんじゃないし』
親友「(´-ω-`)」
このふたりは本当に何を言ってるんだろう。
そう思いながら私は2人に誘導されてお店を出た。
そのまま連れてこられたのは路地。
ここなら誰も来ないだろうということで。
こ「で、どうやったら信じてくれる?」
『どうって、本人なわけがないから信じられないです』
親友「ころんくんお店に来るって言ったよね?
もしこの人がころんくんじゃなかったら
お店来なかったってことじゃん」
『忙しかったんでしょ』
こ「…なんでそんなに信じてくれないの?
僕泣いちゃうよ( ; ; )」
…。
確かに声も話し方も似てる。
握手会でこの人がいても多分信じる。
…ただ。
何十年も平凡に生きてきた私にとって
そんな非現実的なことはありえない。
しかも推しと気づかずにストーカーされてた?
そんなことあるわけない。(ある)
その旨をストーカーに伝えると、
呆れたような顔をして
「実際気づいてないじゃん」
と言われた。
こ「じゃあもうマスクとるわ、それで近づいて
インスタにあげてる写真と見比べてよ」
『…いいですけど…』
私は目が悪い。
だからよく顔が見えていないのはある。
親友に促されてスマホから写真を選び
顔を見ようと近づいた。
…まあ違う人でしょ。
ころんくんだったら死ねるし。
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こ「あっ、近い…」
私が少し近づくと、ストーカーが照れたように俯いた。
誰が近づけって言ったんだよ(´・ω・`)
俯いて顔見えないし。
『ああもう見えないです!!顔あげてください!!!』
マスクをとったストーカーの顔を
無理やりあげて、
画像と見比べた。
それから
目。
鼻。
現髪色。
眉の形。
隅々まで凝視した。
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親友「A!?」
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余白の落書き。さぶ - ころんくんでお願い出来ますか?わざわざ見てくださってありがとうございます! (2023年3月25日 19時) (レス) id: 02cf788d3e (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 余白の落書き。さぶさん» 全然大丈夫です!!嫉妬するというのはころんくんがですかね?それとも大学の男の子ですか?リクエストめちゃくちゃ嬉しいです、ありがとうございます😭💗 (2023年3月25日 0時) (レス) id: 56980ba8a9 (このIDを非表示/違反報告)
余白の落書き。さぶ - すみませんっ!続編の方でコメントした方が良かったですね、 (2023年3月24日 23時) (レス) @page49 id: 02cf788d3e (このIDを非表示/違反報告)
余白の落書き。さぶ - 続編めちゃくちゃ見たいです、、宜しければお話続けて頂きたいです!あと、リクエストで、大学の男の子に夢主ちゃんが告られてころんくんに嫉妬するっていうの、お願いします! (2023年3月24日 22時) (レス) @page43 id: 02cf788d3e (このIDを非表示/違反報告)
あんずちゃん(プロフ) - 来時さん» ありがとうございます…ネタ尽きるかもしれないのでリクエストありきにはなっちゃいますけど続けます…!! リクエストありがとうございます!!上手くかけるか分からないけど書いてみますね✨️ (2023年2月19日 20時) (レス) @page44 id: 56980ba8a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんずちゃん | 作成日時:2021年8月6日 20時