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「You side」
それから私たちは見たいものが一致した映画を見て
ショッピングをして、遅めの昼食をとることにした。
「僕のおすすめのお店連れて行ってもいい?」
『あ、ぜひ!』
ころんくんに連れられて入ったのは
ちょっと暗めの照明に黒を基調とした椅子やテーブル。
そして微かに香るコーヒーの匂いがとても心地良い落ち着いた雰囲気のカフェだった。
…みるからに高級そう。
そう思って席につき早速メニューを開くと、
予想を遥かに超えた金額が目に入った。
普通の学生が食べるようなランチの倍の額。
…いつもこういうの食べてるのかな。
「僕が払うから値段とか気にしないでいいよ笑」
私の顔が強ばっていたのか、
ころんくんが察して気遣ってくれる。
『や、さすがに奢ってばっかりだから…
お洋服も買ってもらったし(汗)』
「だからそれは僕がしたくてやってるんだから
気にしないでいいの!」
『ええ…じゃあ次は払いますからね…!!
ありがとうございます(´・ω・`)』
本当に申し訳ないんだって…
私はなにもできてないのに貰ってばっかりで
本当に心苦しい。
それを正直に言ってみたら
めちゃくちゃころんに貢いでくれてたやん
と言われました。
…それは、そうなんだけど。
まあこれからも貢ぐつもりだし、
それとこれとは話が違うよね(^p^)
各々食べたい物を注文して、
頼んだものが届くのを待った。
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「あれ、ころちゃんじゃん」
「本当だ、あれ、でも女の人も一緒ですよ」
こ「…うっわ」
個性的な2つの声が聞こえて、
ころんくんが顔を顰めて嫌そうな声をあげ
私の後ろの方をみた。
気になって思わず振り返って
ころんくんの目線の方を見てみると、
丁度2人の男性がテーブルから移動してくるところだった。
?「こんにちは、ころちゃん(^ω^)」
?「奇遇だねころちゃん」
背の低い可愛い声の主と、
背の高いショタボの声の主でした。
「なんでここにいんの?( ・᷄ὢ・᷅ )」
「俺たちだってここよく来るもん。
ね、るぅとくん?」
「そうですよ!
そもそもころちゃんがここ教えてくれたじゃないですか。」
『あの…もしかして莉犬くんと
るぅとくんだったりします…?』
この特徴的な声と身長
そしてなんならるぅとくんって言ったし。
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余白の落書き。さぶ - ころんくんでお願い出来ますか?わざわざ見てくださってありがとうございます! (2023年3月25日 19時) (レス) id: 02cf788d3e (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 余白の落書き。さぶさん» 全然大丈夫です!!嫉妬するというのはころんくんがですかね?それとも大学の男の子ですか?リクエストめちゃくちゃ嬉しいです、ありがとうございます😭💗 (2023年3月25日 0時) (レス) id: 56980ba8a9 (このIDを非表示/違反報告)
余白の落書き。さぶ - すみませんっ!続編の方でコメントした方が良かったですね、 (2023年3月24日 23時) (レス) @page49 id: 02cf788d3e (このIDを非表示/違反報告)
余白の落書き。さぶ - 続編めちゃくちゃ見たいです、、宜しければお話続けて頂きたいです!あと、リクエストで、大学の男の子に夢主ちゃんが告られてころんくんに嫉妬するっていうの、お願いします! (2023年3月24日 22時) (レス) @page43 id: 02cf788d3e (このIDを非表示/違反報告)
あんずちゃん(プロフ) - 来時さん» ありがとうございます…ネタ尽きるかもしれないのでリクエストありきにはなっちゃいますけど続けます…!! リクエストありがとうございます!!上手くかけるか分からないけど書いてみますね✨️ (2023年2月19日 20時) (レス) @page44 id: 56980ba8a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんずちゃん | 作成日時:2021年8月6日 20時