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京本 ｢あの頃は俺がきょもって呼んでよって言ったんだけどさ、やっぱりなんて言うの……大我って…呼んで欲しいなって｣
｢待って待っていきなり？いきなりきょも呼びから大我呼び？｣
京本 ｢急に変えろなんて言わないよ笑
ゆっくりでいいから、Aのペースでいいから、いつかは呼んで欲しいなって｣
｢う、ん、分かった……頑張って出来るようにする｣
京本 ｢無理はしないでよ笑｣
｢うん！まず家で慣れてみる、！！家で呼び慣れてから外でも呼んでみる、、！｣
京本 ｢分かった笑｣
両肩を掴まれ、向き合ったまま｢1回呼んでみてよ｣と意地悪な笑顔を浮かべながら言われた。
｢い、今！？｣
京本 ｢いま｣
尋常じゃない緊張が全身を覆っている中、ゆっくり深呼吸をして顔を上げるときょものきゅるんとした目と自分の目が絡み合った。
｢たい、が｣
京本 ｢その上目遣い反則……｣
手の甲を口元に当て、私から顔を逸らす。
京本 ｢けどすっげぇ嬉しい｣
頬を赤らめながらそう呟くきょもを見て、私も多分今顔真っ赤だ……。
京本 ｢先風呂入る？｣
｢うん｣
玄関入ってすぐの所で立ったまま話していたのでそろそろ部屋に行こうとドアを開けると玄関よりも綺麗にされているリビングが目に飛び込んできた。
｢玄関入ってすぐ思ったんだけどさ……私が居ない間ずっと家居た？すっごく綺麗になってたから｣
京本 ｢うん、毎日ここに帰って来てた。
いつでもAが戻ってこれるようにと思って掃除も欠かさずしてた｣
恥ずかしそうに頬をかきながらそう言ったきょもが愛おしくて、思わず抱きつく。
｢ありがとっ｣
京本 ｢はぁ、マジで……俺A居ないとほんとに何も頑張れないや｣
見かけによらず大きな手でぎゅうっと抱き締め返してくれる。
｢ふはっ、ライブから合わせたら今日私達何回ハグしたんだろ笑｣
京本 ｢分かんないけど、何回でもしたい。
こうやって俺の中にAが居るの安心する｣
｢私も……安心する…｣
少し抱きしめる力を強めると体を離され、きょもの顔が段々近付いてきた。
思わずぎゅっと目を瞑ると、右頬に何か触れた感覚が。
京本 ｢マジでさ…そんな可愛い顔、他の人にはしないでね｣
京本 ｢あ、風呂沸いたって｣
右頬に触れたのがきょもの唇だと気付いたのは、お風呂が沸きましたとお風呂場から音楽が流れた時だった。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナと最近温度差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月6日 16時) (
レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マンネ
| 作成日時：2022年7月4日 6時
