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「ただいま」
ピリつく空気の中家主が帰ってきて間を空気が通った。
「飲み物買ってきたぞ。ん？どうした？」
大量のお酒とジュースを置いた。
「イザナが好きなやつ買ってきたぞ」
「まあいい、ゆっくりしていけば？」
一気に空気が変わり緊張感が切れた。
「飲みもんのみ？食いもんは？」
「適当にピザでも頼もうぜ。竜胆注文して」
「Aはなんか食いたいのある？」
どっと力が抜けて椅子に座った。
「悪かったな。イザナも試してただけだから」
蘭くんがチラシを見せながら囁いた。
「お昼食べたんでそんなにお腹空いてないです」
「じゃあコレ」
ハイと渡されたのはサワーの缶だった。
「ビール派？」
「サワーで大丈夫です」
ちゃんと今日帰して貰えるのか心配になってきた。
どうとでもなれ！とサワーに口をつけた。
ジュースのようで飲みやすくどんどん缶を傾けた。
ピザなども届いてみんなで床に広げて食べた。
「Aちゃんは彼氏作らねぇの？」
上機嫌になったモッチーくんがいきなり聞いてきた。
「特定は使わないですよ。特定作ったら他切らないと浮気になっちゃうじゃないですか」
「浮気してもいいからオレと付き合う？」
「蘭くんの彼女は刺されそうだから嫌ですよー」
蘭くんが覗き込んできたけどお酒でフワフワした頭では面白くてケラケラと笑ってしまった。
「それに蘭くんも竜胆くんも本気じゃ無いじゃん」
物珍しい女がいるってだけで別に本気で好きなわけじゃないと思う。
いつか飽きて捨てられるぐらいなら広く満遍なく付き合っていたい。
竜胆くんはお酒が弱いのか飲んで１〜２時間ぐらいすると膝の上に呼び寄せてうしろから抱きしめてきた。
「竜胆くん？」
後ろから肩におでこを乗せてうずくまっていた。
「んー」
酔ってる竜胆くん可愛いなぁと頭を撫でておいた。
蘭くんの優しい眼差しと真逆に獅音の鋭い目線が注がれた。
竜胆くんは獅音のお気に入りらしいが私が潰したわけじゃ無いから睨まないで欲しい。
獅音を視界から外し違う方向をみるとイザナさんと目が合った。
酔った頭で笑いかけると目を見開いて驚かれた。
そろそろ竜胆を連れて帰らねぇと、と蘭くんがタクシーを呼び私も一緒にと家を出た時に後から腕を引かれた。
「なあ、今度はオレの相手しろよ」
イザナさんにいきなり耳元で囁かれお酒のせいか顔が熱くなった。
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月華(プロフ) - 寧珠*さん» そんな初期から見てくれてたんですね！ありがたいです。こんな過疎地でねじゅちゃんの目に止まるなんて頑張って良かった！笑 (2022年9月30日 23時) (
レス) id: cb2ce3c237 (このIDを非表示/違反報告)
寧珠*(プロフ) - 月華さん» 実は最初から読んでて、お気に入り登録も2人目とかだったような…ねじゅが月華さまの作品を読まないわけには参りません…！ (2022年9月30日 19時) (レス) id: 7da35a518d (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - 寧珠*さん» コメントありがとうございます！！ねじゅちゃんに読まれてたのにはびっくりだけど気に入って貰えたなら良かった〜！続きもノープランだけど頑張ります！！ (2022年9月30日 19時) (レス) id: cb2ce3c237 (このIDを非表示/違反報告)
寧珠*(プロフ) - 意味があるのかは不明ですが、読む度に評価いれるくらい好きです♡続きが楽しみだ…！ (2022年9月30日 11時) (レス) @page42 id: 7da35a518d (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - 咲良さん» わーい！コメントありがとうございます！無理くりイザナと絡めちゃった！ここからヤンデレ始まるか！？全くのノープランです！ (2022年9月15日 8時) (レス) id: cb2ce3c237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月華 | 作成日時：2022年8月19日 11時
