訪問！ψ木夫妻２ ページ6
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「僕の両親、面白いでしょ？」
「くっ、空助！面白いってなんだ面白いって！」
「……ふふっ」
「「！」」
「……あ！いえ、その、ごめんなさい笑ってしまって……！」
まずい。
ご両親の行動が面白いから笑うとは、非常に失礼な事をしてしまった。
もう謝るしか術がない……！
どうしよう、ご両親に早速悪印象を与えてしまったかも知れない。
弁解しようと口を開くと、突然ドンッと衝撃を受けてよろめいた。
「やだぁーー！！もう可愛いい！！一目見た時から美人さんだと思ってたけど、ニコッて笑うと更に可愛いわぁ！！」
「えっ？」
気がつくと、斉木さんのお母様にギュウッと抱きしめられていた。あれ、怒って……ない？
「ほんとほんと！笑うとうちのママにそっくりで、ちょっとときめいちゃったよ！」
「えぇっ？やだパパったら、こんな若くて可愛い子がオバサンの私にそっくりなんて、失礼よ」
「いいや、君はいつだって僕の純粋な天使(ピュア・エンジェル)さ……」
「パパ……♡」
「ママ……♡」
いつの間にかお母様は私から離れて、お父様と手を握り合って甘い空間を生み出していた。
……砂糖吐きそう、と思ったのは私の両親のラブラブっぷりを見た以来であった。
でも、素敵な夫婦だ。
「見ての通りあんな感じだから、そんな肩肘張らなくてもいいよ」
「ふふ、お陰で緊張がすっかり解されました。とっても素敵なご両親ですね」
「そうだね」
「「あひゅう〜」」
「！？」
まさか、私以外でこの感嘆詞を使う人が居たとは……！
密かに感動していたら、お父様とお母様がこちらを見て涙を流していた。
「くーくんとはーちゃんが！私達を素敵な夫婦と思ってくれてたなんて〜！」
「ぐずっ、僕感激したよ……！空助、お前も僕のように愛し」
「はーちゃんって、もしかして彼女の事？」
「おい！今大事な所！！」
「あらっいやだわ！羽純ちゃんだからはーちゃんね〜って心の中で思ってたらつい……！」
「ちょっと！ママまで！」
「わ、私もはーちゃんってお母様に呼んで頂けたら、とっても嬉しいです」
「羽純ちゃんまで！！ていうか可愛いな！」
本当に、賑やかで楽しいご両親だ。
このままずっと大好きな斉木さんと、ご両親と楠雄くん達で過ごせたら幸せなんだろうなぁ、と思ってしまう。
その為には私が飽きられない様に、頑張ればいいのだ。
密かにグッと握り締めた左手を、斉木さんが見ていた事には気が付かなかった。
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あああ - 30ページ、アルカイックスマイルじゃないですかね、、、？ (2020年4月3日 18時) (
レス) id: 400d3f0549 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - いふれんさん» 改造人サイダーマン２号は、まさかのあの方です笑 (2018年8月27日 23時) (レス) id: 59706cc241 (このIDを非表示/違反報告)
いふれん - 遊太君が言う、改造人間サイダーマン二号ってま、まさか……あの人か (2018年8月27日 16時) (レス) id: 083c75066f (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - ポエムさん» なんと…！嬉しくてつけ上がりそうです（笑）空助さんらしいとかホント嬉しいです！羽純まで可愛らしいなんて言って下さってニヤニヤします…！応援ありがとうございます！ (2018年8月17日 17時) (レス) id: 59706cc241 (このIDを非表示/違反報告)
ポエム(プロフ) - やばい…めちゃくちゃ面白いです…！！空助がまさに空助らしい口調で最っ高…羽純さんもとても可愛らしいです…！陰ながら応援しております…！！！ (2018年8月16日 21時) (レス) id: 40cccc9e32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさぎ | 作成日時：2018年7月15日 17時
