page10 知らない世界 ページ10
ーコウジsideー
翌朝、僕はAちゃんを迎えに行った。
今の時間は朝の８時半。疲れてまだ寝ているかもしれない。でも今日は町を案内する予定なので、起こさないわけには……………
「Aちゃん。起きてる？」
ドア越しに声をかける。さすがにまだ寝ているか……そう思ったとたん、かすかに声が聞こえた。
「……………はい……起きてます。」
寝ていると思っていたから、少し驚いた。朝には強いのかな。
コウジ「入るね。」
ドアを開けると、パジャマ姿のAがベッドに腰かけていた。髪に寝癖はなく、おそらくもっと前から起きていたのだろう。
コウジ「おはよう！今日は出掛けるから、そうだな、ひとまず昨日着てた服を着てきてくれるかな？着替え、終わったら廊下で待ってて。」
彼女は少し困った顔をしたが、この時間ならみんな食堂にいるはず。寮生に会うことはないだろう。
自分の支度をするために部屋に戻る。
すると聞きなれた声が聞こえた。
「おう！おはようコウジ！」
「カヅキ…！おはよう。ヒロは？」
唯一朝には弱いヒロの姿はそこにはなかった。寝坊だろうか……………
カヅキ「ああ。あいつなら、変装に時間かけてるぜ。」
ああ。なんだ起きてるのか。僕らはトップスタァ。確かに変装無しでは外には出られないな。
カヅキに軽く挨拶して、自分も急いで支度をしに戻った。
ー数分後ー
ヒロ「おはようコウジ！準備、できたか？」
ヒロは私服に眼鏡、マフラーにニット帽をかぶり、周りの人達にとけこめる格好をしていた。さすがは速水ヒロ。変装はお得意のようだ。……………少しオーラが出ている気もするが。
コウジ「おはよう。ヒロ、完璧だね。それじゃ、Aちゃんを迎えに行こうか。」
１番奥の部屋の前に、Aは周りを気にしながら立っていた。緊張しているのか、肩には力が入っているようだ。
ヒロ「グッモーニン！お迎えにあがりました。さぁ行こうか。」
ヒロはいつものテンションでAを誘導する。Aはあまり口を開かない。いつになればなれてくれるだろうか。
記憶が全て戻れば、きっとAは……………
カヅキ「おーいコウジ！早くしないとおいてくぞ！」
コウジ「あっ、うん。」
今はそんなこと考えてもしょうがないか。
未来はどうなるか分からないのだから。
コウジは３人に駆け寄っていった。
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kiko(プロフ) - モモガッパさん» そうなんです！そうなんです！楽しみすぎます♪ありがとうございます〜！そう言ってもらえて光栄です(*^-^*)ヒロ様は永遠の王子様ですよぉ〜w (2018年6月15日 20時) (
レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
モモガッパ - 2019の春にキンプリアニメ化＆映画化決定しましたね！！この作品とても面白いです！kikoさんはヒロ様が好きなんですね私も大好きです(*^^*) (2018年6月15日 20時) (レス) id: 18a2c7164a (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - kikoさん» そうなんですね！絶対見にいきますありがとうございます！ (2018年6月13日 3時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
kiko(プロフ) - しろさん» ありがとうございます！キンプリ大好きですよ♪また映画やるみたいなので早く見たいです…！w (2018年6月11日 22時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - キンプリが好きな方がまだいて嬉しいです！面白いです (2018年6月11日 19時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiko | 作成日時：2018年5月23日 2時
