page39 雰囲気 ページ40
ーコウジsideー
部屋に戻るとカヅキとAちゃんは顔を合わせ笑っていた。秘密などと言ってとても楽しそうに見える。
コウジ「(仲良くなれてないのは、僕だけなのか…)」
カヅキとヒロには慣れてきたAを見て、自分も認めてもらいたくなった。
コウジ「(Aちゃんがプリズムワールドの使者なら、いつかはお別れしないといけないし、深入りするのもなんだけど………)」
ヒロ「コウジ、コウジ聞いてるか？」
コウジ「えっ、ああごめん何？」
カヅキ「ぼーっとすんなよな。ジャンプのタイミング、ここでいいかって。」
今はそんな事考えてる暇ないか。プリズムショーのことに専念しないと。
コウジ「いいんじゃないかな。Aちゃんはどう思う？」
A「………バーニン…」
ヒロ「それ気に入ったのか？(あれ)」
カヅキ「そーだバーニンだな！(あれ…)」
コウジ「ちょっと、それってオッケーって意味になったの？」
しばらくの間賑やかな雰囲気が続いた。しかし、ヒロとカヅキは多少の違和感を覚えた。
カヅキ「………っし、じゃあ解散にすっか！」
ヒロ「そうだね。コウジはこれから仕事だろ？」
コウジ「うん。じゃあ先に行くね。またあとで会おう。」
バタンッ
バーニン…か。カヅキも好かれてるんだなぁ。
ヒロには常についていくし…最初は僕が好かれてたのになぁ…
コウジ「…今度買い物に誘ってみよう」
コウジが出ていったあと、Aも出ていき部屋にはカヅキとヒロの２人だけが残された。
しばらく沈黙したあと、カヅキが話始めた。
カヅキ「なぁ………さっきのA…ちょっと変じゃなかったか。」
ヒロ「ああ。俺も思った。」
カヅキ「俺とAだけになったとき、普通に話してきたし、笑ってた。なのに…」
ヒロ「コウジが来た瞬間だろ？」
Aはヒロとカヅキの前では普通に接しており、自分から話をふることもあった。しかしなぜかコウジの前では黙りしてしまう。
ヒロ「もしかしたら…」
カヅキ「まだコウジに慣れてないのか。」
また沈黙が訪れると、ヒロがその空気を一気に変えた。
ヒロ「よし！オバレ全員と仲良くなれるように、俺達も対策を考えよう！」
カヅキ「おお！そーだな！」
暗い空気でも明るく一転させることができるのがヒロのいいところである。
こうしてヒロとカヅキの計画は始まった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kiko(プロフ) - モモガッパさん» そうなんです！そうなんです！楽しみすぎます♪ありがとうございます〜！そう言ってもらえて光栄です(*^-^*)ヒロ様は永遠の王子様ですよぉ〜w (2018年6月15日 20時) (
レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
モモガッパ - 2019の春にキンプリアニメ化＆映画化決定しましたね！！この作品とても面白いです！kikoさんはヒロ様が好きなんですね私も大好きです(*^^*) (2018年6月15日 20時) (レス) id: 18a2c7164a (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - kikoさん» そうなんですね！絶対見にいきますありがとうございます！ (2018年6月13日 3時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
kiko(プロフ) - しろさん» ありがとうございます！キンプリ大好きですよ♪また映画やるみたいなので早く見たいです…！w (2018年6月11日 22時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - キンプリが好きな方がまだいて嬉しいです！面白いです (2018年6月11日 19時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kiko | 作成日時：2018年5月23日 2時
