ワケあり生徒会！暗殺一族の少女はワケありです。２ (ページ18)

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６４話ページ18

～次の日の朝～

Aの家のリビングでは久しぶりに家に帰ってきたAがソファーで寝ていた。

優「おはよー！って皆固まってどうしたのー？」

優斗が一番遅く起きてきたのか他の皆はソファーを見て固まっていた。

瞳「Aがソファーで寝てるのよ」

奏「目の下に隈なんかついてるし、あんま寝てなかったんだな～」

陽「一週間ぶりくらいかな？」

昴「そうだな」

綾「コイツ一週間何やってたんだよ」

優「電話も繋がらなかったもんねー」

一週間ぶりに帰ってきたAを見て心配したかのように口々に言うが顔はどこかホッとしたような顔をしている。

当の本人であるAはグッスリと寝ていた。

生徒会の人達はAをベッドに運びいつものように過ごした。

優「Aちゃん帰ってきてよかったねー！」

瞳「そうね。一週間も連絡なかったし連絡とれないしで心配したわ」

奏「『バイト』とやらがそんなに忙しいのかね～」

昴「(人３)さんもここ１ヶ月帰ってきてないしな」

綾「それに(人１)と(人２)も何か忙しそうだしな」

陽「(人２)ちゃんに至っては避けてるように思えるんだけどね」

Aがいない一週間もの間、(人１)が来てくれたりしたが忙しいのかちょっと喋ったらすぐ帰ってしまう。

(人２)に至っては一週間の間に２回くらいしか来ていないし(人１)と同じですぐに帰ってしまう。
何かに焦っているような怯えているような気がするのだ。

生徒会の人達はその変化に気づいてはいるが本人から話してくれるまで待つことにした。

それが凶とでるか吉とでるか…

すでに、あの人たちは動いているのに。

まだ気づかない。