ワケあり生徒会！暗殺一族の少女はワケありです。２ (ページ12)

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５８話ページ12

(人１)達が家についた頃…

東「最初からって…どういうことよ！？」

A「そのままの意味だけど？」

状況が掴めないのか声を荒げる東雲一華。
それをみてA達はニヤニヤしながら見ていた。

A「説明めんどいから取りあえず一言だけ言わせて？」

東「な、何よ！」

何か気づいたのか怯え始めて後退りをする。
間合いを詰めるように隠していたナイフを取り出し東雲一華に一歩、一歩と近づいて行く。

A「死んで！(ﾆｯｺﾘ」

東「ひぃ…や、やめ……」

これがシリアルキラー？
笑わせんなよ。こんなのがシリアルキラーなわけないだろ。買いかぶりすぎだ。

A「ゴメンねーwこれも仕事だから…さ」

東「こ、来ないで！」

A「ばいばーい♪」

ｻﾞｼｭ

首を切ると糸が切れたようにバタッと倒れた。
後始末は他の連中がしてくれるからそのまま。

泪「あっけなかったネ。もっと面白いかと思ったケド」

A「それな。こんなに呆気なく終わるとは思わなかっt…！」

路地裏からでて泪と歩いて話しているとふと感じた嫌な予感。

泪「どうしたノ？」

A「何か嫌な予感が…泪。早く帰るよ」

泪「うぃ」

帰宅路を小走りしながら帰る。
家に着きリビングの扉を開こうとした時に聞こえた話し声。

A「やっぱりな…」

泪「そーいうことネ…」

嫌な予感がして急いで帰ってくればこれだ。
生徒会の奴らがAのバイトの事を(人１)達に聞いてる。

A「これだからイヤなんだ。…殺したくなっちゃう」

殺気を出し始めたAに泪は抑えるようにいう。

泪「A落ち着いて。彼奴らは一般人だヨ」

A「分かってるよ。…入るか」

殺気をしまい気づかれないようにリビングに入る。
A達の存在に気づいていない生徒会は話を続ける。

それを遮るようにA達は声をかけた。

A「聞いてどうするわけ？」

泪「キミ達に何ができるっていうのカナ？何もできない癖に口だけは達者だネ」