青い炎とハリネズミと私【ソニック】 (ページ33)

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Blue31:この世界の国ページ33

ｿﾆｯｸたち｢『皇帝国(こうていこく)？？』｣
ソニックたちは首をかしげた。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢ああ、ソニック(あなた)たちは異世界人だから知らないわね。でも数年ここにいるAとブリキは少しは知ってると思っていたけど？｣
Aは｢う゛っ！｣と声を漏らす。
キューバ『ボクらはあんまり外に出ないからね！』
ベネツィアははぁとため息をつく。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢いいわ。一から説明するわね｣
ベネツィアは話し出した。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢この世界は系４つの国で成り立ってるの。今いるワタシたちの国は自然が豊かなのが特徴な"オリエンタ"。
鉱石や宝石が取れるので有名な"ラリアージュ"。
漁業が盛んな"ファイラル"。
そして最も大きく、文明が盛え、人口密度が高いのが"皇帝国"｣
ｿﾆｯｸ｢なるほど｣
ソニックは相槌(あいずち)を打つ。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢で、さっきの"カオスエメラルド"っていうヤツ？あれを皇帝国の王が狙ってきたのよ。ここにそのカオスエメラルド(ほうせき)があるって｣
ピクッとAは反応した。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢ワタシはそんなの持ってないし、『知らない』って言ったのに、あいつらいきなり攻撃してきたのよ｣
キューバ『で、返り討ちに遭い命からがらこっちに逃げてきたと？』
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢ブリキの言うとおりよ｣
Aはギュッと拳(こぶし)を握り締める。
ソニックはAを見た。