38. ページ38
.
あーあ、何やってんだろ私。
普通に勤務中なのに屋上に来て1人で泣いてる。
なんか、戻りたくないな。
ぼーっと空を見てたらニカちゃんからLINE。
二『課長が今日だけ許すって言ってますよ。
先輩、仕事やりすぎだし今日くらいゆっくりしてください。』
その文を見てまた涙。
…こんなの、ダメに決まってるじゃん。
でも、今日だけ、今日だけは許してくれるよね神様も。
「はぁ、私やっぱり恋愛は向いてないなぁ。」
あの時の私の判断は正しかった。
もし、元カレについて行っても後悔してたと思うし、遠距離恋愛したとしても続いてないし。
別れて正解だったんだよ。
仕事が生きがい。
そう思ってたのに、それどころじゃないんだもん。
「…もう、関係終わらせた方がいいってことだよね。」
玉「…誰との?」
「え?
…玉森くん。」
玉「誰との関係?」
振り向くと、何故かそこには玉森くんがいた。
「誰だっていいじゃん。」
玉「よくないよ。」
「なんで?
…玉森くんには関係なくない?」
フェンスに持たれていたら、玉森くんもフェンスのほうへと寄ってきた。
玉「関係あるから。」
「意味わかんないし。」
玉「わかんないの?
じゃあ教えてあげよっか。
Aのことが、好きだから。
だから、みつとの関係終わらせて欲しい。」
.
747人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時