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出社する前、河合ちゃんに言われたことをひろくんに伝えた。


「河合ちゃんがニカちゃんとの関係うまくとりもってほしいみたい。」


そしたら、


北「え?

二階堂もそんなこと言ってたぜ?


…とりもつも何も、あとは二人次第じゃん。(笑)」


そうなんだよ!

だけど、その2人が自信なくて進展しないの!



北「まぁ、この俺が一肌脱ぎますかねぇ。


お前も協力しろよ?」



「協力するよ!

河合ちゃんの恋、応援してるもん。」



北「お前は人の前に自分だろ(笑)」


そう言ってゲラゲラ笑ってる。


…ひろくんに言われたくなかったのに。



この言葉を聞いて、この人は私とは付き合う気、ないんだなぁって思った。



結構メンタルやられたし。

そんな私の気持ちなんて考えもせずに、いろんな話してくるけどどれも頭に入ってこない。

適当に流してる感じ。


やばい、恋愛でこんなに落ち込んだことなんてないのに。



数日前はさ、すごい腹が立ってたのに今じゃ腹が立つ前に泣きそう。



北「…A?」


「え?

あ、ごめんぼーっとしてた。」



大丈夫?って聞く彼に、ただの寝不足って言って話をそらした。




元彼の時は、元彼より仕事だった私。

昔の私には今の状態なんて考えられないと思う。





こんな状態が続いて、また一ヶ月がたった。

日にちだけがどんどん過ぎていく…。

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作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時

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