Love Me？2 Ki

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こんなこと言うつもりはなかった。

でも、なんか言いたくなったんだ。



ひろのことは好き。

今でも。


でも、藤ヶ谷さんはボロボロになってた私の話を聞いてくれたし、優しくしてくれる。


こんな自分勝手なことはしない。




そしたら、もう何も言えないひろ。

そりゃそうだよね。


自分がどうこう言う筋合いないって思ったんじゃないかな？




｢…ひろ。

ごめんね。

やっぱりあの日のこと忘れられないの。

不安で仕方ない。


藤ヶ谷さんと話すとね、この人なら自分のこと大切にしてくれるんじゃ…って思っちゃう。

でもそれと同時にひろのことも思い出す。



ちゃんと決まるまで、曖昧なことしないから。｣



北｢…ごめん俺、何も考えずに自分勝手なことばっか言って。｣


｢分かってくれたならいいよ。

本当に藤ヶ谷さんとご飯に行っただけだよ。


さっき藤ヶ谷さんから連絡あって、ひろの反応が面白くてあんな態度とった見たい。｣


北｢なんだよあいつ。

年下に見られてんの？俺。｣


｢可愛いって言ってたよ(笑)



でもさ、…ありがとう。

正直ひろが来てくれてちょっとだけ安心した。

あの態度はちょっと…って思ったけど、


お酒のせいで流されちゃってたかもしれないもん。｣





北｢…お前は流されてとか絶対ないから。

それは分かってんの。


お前はちゃんと好きにならねぇとそういうことはしない。｣




さっきまであんなに怒ってなのに、急に真面目になるから私も戸惑ってしまう。

二人っきりになるとやっぱり胸が苦しくなる。

嬉しいとか、辛いとかいろんな気持ちが混ざってる感じ。



そしたらいきなり、


北｢…今日さ、泊まっていい？｣



って。


…何言ってんの？

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