168- "キャプテン・ウソップ登場" ページ2
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「無謀だわ。」
その言葉は唐突だった。
天気は快晴。
晴れ渡る青空の下、A達はナミの指示通り船を進めている。
そして今現在は「Aの頬はどこまで伸びるかな☆ゲーム」にて頬を引っ張られるAと、その余裕な様子に対抗心が芽生えたゾロとの、本気の"頬引き"がされている最中である。
そんな遊びを慣れたように見つめていたナミ。
上記の言葉は、そんなナミからの発言であった。
負けず嫌いからゾロの頬も引っ張っていたAは、ナミの急な呟きに手を止めて首を傾げる。
『？ 何が』
「このまま"
顎に手を当て、神妙な顔つきで思案するナミ。
このままなら彼女もグランドラインへ突入する事になるのだ。自分の身の危険があるのだから、真剣になるのも当然。
向き合って座っているAとゾロは顔を見合わせると、納得したように頷いた。
『確かに！ この前、たわしのおっさんから果物いっぱい貰ったけど、やっぱりお肉がないと力が…』
「食糧のこと言ってんじゃないわよ！！」
「このまま酒が飲めねェってのも、なんかつれェしな」
「飲食から頭を離せっ！！」
自由奔放な二人に怒鳴ると、ナミはもう一度真剣な表情になる。
彼女の言い分は、どうやら今の装備の問題のようだ。
「船員の頭数」「船の装備」
今のA達には、色々と足りないものがある。
戦闘力云々はさておき、何もこんな状態で乗り込むのはナミの言う通り「無謀すぎる」のだ。タンクトップのみで南極に行くようなものである。
『それで…何するの？』
「"準備"するの！ 先をしっかり考えてね。ここから少し南へ行けば村があるわ。ひとまずそこへ！」
ナミは海図に描かれた一つの島を指さす。
大きな島とは言えぬものの、少しの休憩にはもってこいの場であろう。
次の目的地が決まり気合を入れるAの隣で、ナミはもう一つ必要な物にも考えを巡らせる。
「しっかりした船が手に入ればベストなんだけど…」
『肉が食べたい！』
「酒が飲みてェ」
「あんたらはちょっと黙って！！」
そうして船は島へ向かって動き始めた。
"シロップ村"と呼ばれる村がある島へと。
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クリオネf。t(プロフ) - おかえりなさい！！これからも気長に更新お待ちしております！ (1月16日 13時) (
レス) @page24 id: 65c7182010 (このIDを非表示/違反報告)
すず - お帰りなさい！本当にずっと心待ちしました！🌸🌸🌸 (1月13日 0時) (レス) id: c5623c00fa (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 久しぶりです!ずっと待っていましたーー!お帰りなさい!!💞 (1月13日 0時) (レス) id: 94c06ac691 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - わーー！ずっと待ってましたーー！！！！😭😭😭💞💞💞💞 (1月12日 21時) (レス) id: 29486955f7 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - やっとキター！ずーっと待ってました。 (1月12日 20時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラさく。 | 作成日時：2022年10月27日 8時
