居眠りが17つ ページ20
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全部会話聞こえているのにな。こう見えても私耳がいいから何でも聞こえちゃうんだよ
多分そろそろ来る頃合いかな。
「相手を間違えたな!」
『ふっ...詰めが甘いよ。』
やっぱり攻撃してきた。全く、これじゃあいくら立っても北斗達の所に行けないじゃないか。
「おりゃあ!」
『!!いた...。油断、しちゃったかな?』
これ以上個々に留まる訳にはいかないからね。
元素爆発を使うかな。
ヒュ〜
ん、風...?あ、もしかして!
楓原「雲隠れ、雁鳴く時。」
「ぐわぁ!!」
万葉だ。こんな所でまた会えるなんて...
楓原「大丈夫だったでござるか!A殿」
『うん、ちょっと油断しちゃったけども万葉が来てくれたから平気、だよ?』
盗賊団を片付け終わった万葉は直ぐに私の方に来て心配の言葉を掛けてきた。
『この位の怪我は数分もすれば治るんだ。私少し特殊な体質だから心配しないで?狐はそう簡単に負けないんだよ?』
そうでござるかと万葉はまだ心配気味だが納得してくれた。
『うん...あ、荷物。北斗達の所に持っていく所だったんだ。』
楓原「だったら、拙者が持つでござる。直ぐに怪我が治ると言ってもこのような重たい荷物を女子1人に持たせまい、」
万葉は優しいなぁ。そう言って万葉は私が買った物を幾つか持ってくれた。流石に自分で買ったものなのだから多少なりとも持つさ
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楓原「〜〜〜〜蛍殿は凄いでござるよ。」
『へぇ...旅人が。そっか北斗ともう会ったんだ。ならもう稲妻に行っちゃうんだね。』
知らない間に沢山の出会いがあった様だ。私だってもっともっと仲良くなりたいのに...むぅ。
楓原「っと、着いたでござるよ。」
『あ、ほんとだ。お、おーい、北斗〜いる?』
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きな粉餅(プロフ) - めっちゃ素敵な作品ですね!!更新応援してます!! (11月13日 23時) (レス) @page39 id: f1845309d2 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 14ページで迎仙儀式ではなくて送仙儀式ですよ (2023年3月24日 11時) (レス) @page14 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天乃零 x他1人 | 作成日時:2022年10月6日 20時